志望校に届いていない高校生へ
来年度の一般入試で大学を目指す高校生へ
E判定から早稲田大学
文学部に
合格するための
入試傾向・対策
引用元:写真AC
このページでは、早稲田大学の文学部に合格するために具体的にどうすればいいのか、
大学受験で実績のある私たちから詳しくお伝えしています。ぜひ参考にしてください。
早稲田大学文学部に合格するには?
早稲田大学文学部に合格するために、受験勉強をどのように進めていけばいいのか、2ステップに分けて、具体的にご紹介します。
ステップ 早稲田大学 文学部の入試を確認し、勉強の優先順位を決める
早稲田大学文学部に偏差値が届いていない場合、やみくもに何から何まで勉強している時間はありません。
ですので、効率的に受験勉強を進めていく必要があります。
そのためには、文学部の入試情報を確認し、必要科目や配点などを参考に、受験勉強の優先順位を決めることが大切です。
ご存じだと思いますが、早稲田大学は学部によって入試内容がバラバラです。
同じ大学でも学部によって、受験科目・配点・問題の傾向などが異なります。
ですので、文学部の入試内容を知った上で傾向に沿って、「出やすいところ」から優先順位をつけて対策をしていくことが合格への何よりの近道です。
下記では、文学部の入試情報をご紹介しています。ぜひ確認してみてくださいね。
早稲田大学 文学部 入試情報
※入試内容は変更になる場合があるため、詳細は大学の最新の発表内容をご確認ください。
文学部
学部 | 偏差値 |
文 | 67.5 |
文(英語4技能利用) | 67.5 |
文(併用方式(共テ利用)) | 70 |
一般選抜(200点)
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
外国語 | 75点 | 英コミュI・英コミュII・英コミュIII・「論理・表現I」・「論理・表現II」・「論理・表現Ⅲ」 |
国語 | 75点 | 現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究 |
地歴 | 50点 | 日本史探究・世界史探究から1科目選択 |
備考 | 〈変〉文学部は「外は英・独・仏・中・韓から1科目選択(独・仏・中・韓は共テの当該科目を受験)」→英のみ |
一般選抜[英語4技能テスト利用方式](125点)
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
国語 | 75点 | 現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究 |
公民 | 50点 | 「公共、倫理」・「公共、政治、経済」から選択 |
地歴 | 50点 | 日本史探究・世界史探究から1科目選択 |
備考 | [外検]出願資格 |
一般選抜[共通テスト利用方式](50点)
教科 | 配点 | 科目 |
---|---|---|
地歴 | 50点 | 「地理総合、地理探究」 |
公民 | 50点 | 「公共、倫理」・「公共、政治、経済」から選択 |
数学 | 50点 | 数ⅠA・数ⅡBCから選択 |
理科 | 50点 | 「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2科目選択」・物理・化学・生物・地学から選択 ※理科は、「基礎2分野」または「発展1科目」から選択 |
情報 | 50点 | 情報Ⅰ |
●選択→地歴・公民・数学・理科・情報から1科目選択 | ||
個別学力試験 | 個別…英(英コミュⅠ・Ⅱ・Ⅲ・論表Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)〈75点〉、国(現国・言文・論国・文国・古探)〈75点〉 |
いかがでしょうか?
配点の高い科目ほど合格を左右する重要科目です。もし苦手だったり、後回しにしていたりする科目の場合には、受験勉強のやり方を変える必要があります。
もっと詳しく早稲田大学 文学部対策を
知りたい方は
ステップ
早稲田大学 文学部の入試傾向に沿って、
出やすいところから対策する
早稲田大学文学部の場合、入試問題の傾向は毎年一定でほぼワンパターンであることをご存知ですか? 問題量、難易度、出やすい分野が決まっています。
2021年度入試でも入試に大きな変更がないことが発表されていますので、早稲田大学文学部に合格するためには、傾向を知った上で優先順位の高い分野から解けるように対策していくことが合格を近づけます。
下記では、文学部の科目別の入試傾向と対策を簡単にご紹介しています。
早稲田大学 文学部 科目別対策
英語 入試傾向と対策ポイント
大問数 | 5題 |
解答形式 | マークシート方式+記述式 |
試験時間 | 90分 |
※入試情報はKei-Net、パスナビのデータを参照
※入試内容は更新時点での2024年入試の最新内容です。
入試内容の変更となる場合があるため、詳細は大学の最新の発表内容をご確認ください。
語彙力と時間配分が合否を分ける!
大問1,3,4で空欄補充が出題されていますが、その中身は全く異なるものなので注意が必要です。
まず、大問1では空所に入る単語、熟語を選択します。選択肢には同じ品詞が並ぶため、意味の違いで選ぶことになります。前後の文章自体は難しいものではないので、語彙力の勝負になるでしょう。同じ接頭語を持つ単語から選ばせる問題も多いため、単語帳や熟語帳を使い、細かな意味の違いまで意識して学習してください。綴りの似た単語をまとめて覚えるのも効果的な勉強方法です。
一方、大問4では、前後の文から空欄の品詞を絞ることができます。品詞に基づいて選択肢を分類することが最優先に行う作業です。それぞれの品詞の役割を確認しておきましょう。選択肢自体は標準レベルの単語が並ぶため品詞の分類ができれば、意味の違いで選ぶのは容易です。
大問3はやや形式が変わり、単語ではなく長文中の一文を選ばせる形になっています。一見すると難しそうですが、単語を選ぶ問題よりもヒントが多いため正解しやすい問題です。特に、選択肢の中の指示語、話の時系列、使われている動詞の時制に着目することで大幅に時間を短縮しつつ点数を積み上げることが可能です。長文を読む際に文と文、段落と段落の繋がりを意識して取り組んでください。
大問2はオーソドックスな長文問題であり、文章を読んで内容に一致したものを選ぶものです。
基本的には5~10行程度の段落ごとにひとつの設問が用意されています。本文自体も特に難解なものではないのであまり時間をかけずに、確実に処理したいところです。そのためには、本文を繰り返し読むのは避けましょう。英文の内容を書かれている順に理解できる読解力が必要です。それができれば、この大問は得点源になります。ただし、数問だけ選択肢が曖昧なものがあるため、その問題に限っては本文の該当箇所に戻って吟味する必要があるでしょう。
普段の学習から英文を一読しただけで意味が取れるように対策をしておきましょう。返り読みを防ぐという意味では音読が効果的です。また、読んだ英文に自分の言葉でタイトルを付けたり、簡単なまとめを作ったりするのも良いでしょう。
最後の要約では本文中の表現が使えないことに注意してください。その条件の中で、いかに固有名詞や具体的な数字を省いて内容をまとめられるかがポイントです。さらに、接続語やディスコースマーカーを用いて、読みやすく論理的な文章を書く能力も求められています。日々の学習でも英文を書く機会を設け、得意な構文をいくつも用意しておくのが良いでしょう。それらを使って、ミスなく短時間で要約できるようにしてください。
国語 入試傾向と対策ポイント
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート方式+記述式 |
試験時間 | 90分 |
※入試情報はKei-Net、パスナビのデータを参照
※入試内容は更新時点での2024年入試の最新内容です。
入試内容の変更となる場合があるため、詳細は大学の最新の発表内容をご確認ください。
まずは現代文の読解力を養おう!
現代文は評論文と随想の2題が出題されています。
まず、評論文では科学を扱った長めの文章の中に様々な形式の問題が用意されています。本文を読むだけでも時間がかかる上にひとつひとつの問題もレベルの高いものとなっています。設問以前に文章の理解が必要ですが、そのためには現代文に頻出の用語を一通り習得しておくことが不可欠です。難解で分量も多い文章のため、意味のわからない用語がある度に立ち止まっているようでは時間切れになってしまいます。用語集等で現代文読解に必要なキーワードを自分の言葉で言い換えられるくらいに噛み砕いて理解しましょう。その上で、設問に取り掛かります。空所を埋める問題でも多様なパターンが用意されています。本文の展開、文章全体の中での役割、抽象と具体の関係などを意識して適切な選択肢を選んでいきます。また、内容一致でも本文の文章から論理的に導くことのできる選択肢を選ばなければなりませんが、どの問題も選択肢同士の微妙な違いまで意識を向ける必要があります。
随想文は内容も長さも評論文に比べると読みやすいですが、自分勝手な読みをすると大幅に時間をロスしかねないので注意しましょう。筆者の考えに寄り添いつつ、客観的に文章も設問も処理してください。最後に文章全体を通しての論述問題があります。先にこの問題に目を通しておくことで、文章の展開の手がかりを得ることができるようになっているので活用しましょう。実際に同じような問題を解いて添削してもらうことが効果的です。
古典では古文と漢文が出題されます。
古文では和歌を中心とした文章が出されていますので、和歌の修辞などの学習が疎かにならないようにしましょう。設問は和歌、敬語、文学史、現代語訳と多岐にわたっているため苦手な分野を残したまま試験を迎えるのは避けてください。特に、文章の読解においては主語を掴み損ねることで文全体の内容を取り違えることもあるので、学習の際は常に現代語訳と照らし合わせて進めてください。
漢文は返読文字や二重否定など重要な句型が好まれて出題されているため、文法書で一通り確認しておくのが良いでしょう。また、文の展開になれるためにも日々の学習に漢文の音読を取り入れると効果的です。現代文に多くの時間を割けるようにするため、古典分野ではできるだけ時間のロスをしないようにしましょう。あらかじめ時間配分の目安を決めて答案練習をするようにしてください。
世界史 入試傾向と対策ポイント
大問数 | 6題 |
解答形式 | マークシート方式と記述式 |
試験時間 | 60分 |
※入試情報はKei-Net、パスナビのデータを参照
※入試内容は更新時点での2024年入試の最新内容です。
入試内容の変更となる場合があるため、詳細は大学の最新の発表内容をご確認ください。
試験時間に対して問題数が多い。過去問で記述式問題の練習を繰り返しましょう
早稲田大学文学部の世界史は、大問9題と試験時間に比して問題数が多く、難易度の高い正誤選択問題が多いことが特徴です。また、記述問題では、他大学ではあまり見られない、出来事を40字から50字程度に要約する短文記述問題がありますので、過去問で練習を繰り返した方が良いでしょう。
出題範囲は、先史時代から第二次世界大戦後までと幅広く、とくに先史時代や美術史からも出題される傾向があるので要注意です。また、全体的に見ると、やや東洋史からの出題、とくに中国史からの出題が多い傾向にあります。
難解な問題が多いため、教科書レベルの基礎的な問題は落とさないようにしましょう。また、過去問や演習を繰り返し解いて、問題量や記述式問題に慣れておくコトが重要です。
日本史 入試傾向と対策ポイント
大問数 | 6題 |
解答形式 | マークシート方式と記述式 |
試験時間 | 60分 |
※入試情報はKei-Net、パスナビのデータを参照
※入試内容は更新時点での2024年入試の最新内容です。
入試内容の変更となる場合があるため、詳細は大学の最新の発表内容をご確認ください。
難問以外の普通の問題を落とさないこと。過去問を繰り返し解きましょう
早稲田大学文学部の日本史は、全体的に標準的なレベルの問題が多く、難問は1割程度と多くありません。例年、似たような問題が出る傾向があります。基礎的な問題を落とさないことが重要になりますので、過去問を完璧に解けるようになるまで繰り返すと良いでしょう。
記述問題が全体の3分の1を占めるので、歴史用語を正しく書けるように覚えることも大切です。また、原始時代と江戸時代、美術史・工芸史などの文化史から毎年のように出題されていますので、重点的に学習することをおすすめします。
出題は古代史から近現代まで全範囲にわたっています。苦手な分野を作らないように、基礎を中心に分野別・テーマ別に的を絞って、効率良く学習を進めることが合格への近道です。
いかがでしょうか?
今まで早稲田大学にどんな問題が出るのかを知らないまま勉強を進めていた方もいるかもしれませんね。
繰り返しになりますが、早稲田大学の場合、学部によって入試傾向はまったく異なります。
入試傾向を知らずに勉強を進めていては、なかなか合格は近づきません。
- ステップ1
「文学部の入試情報を確認し、受験勉強の優先順位をつけること」 - ステップ2
「文学部の科目別の入試傾向を知り、出やすいところから対策すること」
この2つのステップで受験勉強を進められれば、たとえ偏差値が届かない状況からでも合格できる可能性ははるかに上がるのです。
早稲田大学 文学部対策、
一人ではできない…という方へ
しかし、中には早稲田大学文学部対策を一人で進めていくのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
たとえば、「英語の長文読解が苦手」といっても、苦手の原因が何なのかわからないという人は多いと思います。
また、苦手の原因が分かっていても、それを克服するためにどんなやり方で勉強を進めていけばいいのか、自分で考えて対策を進めるのはなかなかハードルが高いですよね。
しかし、受験生の多くが通う「塾・予備校」は基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた対策はしてくれません。
また、「個別指導塾」の場合でも家庭教師のような1対1指導ではなく、1対2、1対3の指導だった、ということは少なくありません。「家庭教師」も行きたい大学・学部の専門性がある教師がいるとは限りません。では成績が届いていない生徒さんは、早稲田大学を諦めるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。私たちメガスタは、早稲田大学文学部に合格させるノウハウをもっています。何をやれば早稲田大学 文学部に合格できるのかを知っています。入試直前の時間がない中でも、E判定・D判定でも志望校に合格させます!「早稲田大学文学部の入試対策について詳しく知りたい」という方は、まずは、私たちメガスタの資料をご請求ください。
メガスタの早稲田大学 文学部対策を
知りたい方は
メガスタの早稲田大学 文学部対策 早稲田大学文学部の入試問題の合格点を取れるようにします!
早稲田大学文学部の入試で出やすいところから解けるようにします。
くり返しになりますが、大学入試の場合、実はどの大学も入試問題の傾向は毎年同じで、ほぼワンパターンです。つまり大学入試では大学・学部によって出やすいところ、出ないところが決まっているのです。
ですから、入試に出やすいところから対策すれば短期間でも志望校の入試問題が解けるようになり、偏差値が届いていない生徒さんでも合格することが出来ます。
メガスタは、生徒さん一人ひとりの志望大学・学部に合わせた対策を行い、志望する大学の入試問題を解けるようにします。
あなただけの合格プランを考えて指導します。
生徒さんの状況を分析し、「どういうやり方で指導すれば合格できるのか」をプランニングします。そして、生徒さん一人ひとりに合わせたプランに沿って指導します。常に最短ルートで合格させるための指導を行います。
メガスタをもっと知りたい方は