皆さんこんにちは。
本日は「新潟大学の総合型選抜・学校推薦型選抜」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
今回は、新潟大学の特徴から、総合型選抜・学校推薦型選抜の枠の広さ、
さらに学部ごとの書類の違いや対策ポイントまで詳しくお話しします。
新潟大学は“幅広い学部を持つ総合大学で、総合型・学校推薦型のチャンスが非常に広い大学”です。
新潟大学は、日本海側の国立大学の中で最大規模の総合大学です。
特に医学部は超伝統校の名門として知られています。
さらに、国立大学の中でも数少ない歯学部を有し、理工系の研究水準も高い大学です。
文系学部も充実しており、まさにバランスの良い総合大学と言えます。
かつて複数に分かれていたキャンパスも、現在は新潟市郊外の大きなキャンパスに集結。
医学部と病院のみ市街地にありますが、ほとんどの文系・理系学生が同じキャンパスで活動しています。
新潟大学は、2025年度入試において総合型・学校推薦型の枠を非常に多く設定しています。
■ 総合型選抜(2025年度)
■ 学校推薦型選抜(2025年度)
このように国立大学の中でもトップクラスの推薦枠の広さを持っています。
しかし、枠が多い=簡単に受かるという意味では全くありません。
国が掲げる「高大接続改革」に基づき、探求型学習・活動実績・基礎学力を備えた学生を求めています。
「実績が少ないけれど総合型・学校推薦型を受けたい」という受験生も多いですが、そういった場合は
自分の経験をきっかけに“学問への興味”へつなげること
が最重要になります。
例えば部活動しかしてこなかった生徒でも、
その経験からマネジメント・経営学への興味へ結びつけ、
自分で本を読み込み、学問への関心を深めて合格した例もあります。
新潟大学の総合型・学校推薦型では、学部ごとに求める書類が大きく異なります。
■ 人文学部(志願理由書)
A4・2枚で、学びたい理由・興味・過去の学習経験を丁寧に記述。
■ 歯学部(志願理由書)
400字以内で、自身の強み・適性を簡潔にまとめる必要があります。
短い文章でまとめる“要約力”が求められます。
■ 創生学部(活動報告書)
白紙2枚のフリースペースに、主体的に取り組んだ活動を自由記述。
これらの書類では、
・学問分野の本を10冊読む
・自分の体験を学びに結びつける
・相手が求める分量で書く(長すぎは逆効果)
といった力が必要です。
新潟大学は、総合型・学校推薦型の枠がとても広く、
国立大学志望者にとって大きなチャンスがあります。
ただし、学部ごとに求められる書類が異なるため、
興味・関心・学びたい理由を明確にし、文章力を鍛えることが重要です。
ぜひ、このチャンスを活かして挑戦してみてください。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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