皆さんこんにちは。
本日は「中央大学の理工学部が3つに分かれる件」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
中央大学の理工学部は、これまで1つの学部でしたが、
なんと3つの理工系学部に分裂します。
それぞれ教育内容が大きく異なるため、志望する際にはしっかり理解する必要があります。
基幹理工学部には、以下の学科があります。
これは他大学でいう「理学部」に近い構成です。
純粋な数学・物理を深く学びたいタイプ、
生物・化学が好きで専門性を伸ばしたいタイプに特に向いています。
社会理工学部には、次の3学科があります。
■ 都市環境学科(=土木)
中央大学には建築学科がありません。
建築を学びたい場合は別大学を検討する必要があります。
■ ビジネスデータサイエンス学科
元は経営システム工学であり、
データサイエンスが流行する前から積み上げられてきた学科です。
■ 人間総合理工学科
健康・生命・心理など幅広い分野が混在する特殊な学科。
教授の専門分野をよく調べて選んでください。
先進理工学部は以下の3学科から成ります。
■ 精密機械工学科
東大にもある精密工学の系統。
研究内容が非常に特殊なので、他大学の機械系と比較するのが必須です。
■ 電気電子情報通信工学科
電気電子に加えて通信・ネットワークも学べる領域。
■ 情報工学科
就職が強く、基盤が安定している王道の工学分野。
中央大学の意図としては、
「理学寄り」「社会応用寄り」「工学寄り」の領域を明確に区分し、 学問の専門性をより分かりやすくするための再編です。
そのため、複数学部を併願する前提では作られていません。
研究テーマ・教授陣・将来像を見て選ぶ必要があります。
キャンパスは東京ドームの近くでアクセス抜群。
首都圏の受験生にとって非常に通いやすい大学です。
ぜひ、3つに分かれた新しい中央大学理工学系の教育内容に注目して、
自分に最も合う学部・学科を選んでください。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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