皆さんこんにちは。
本日は「東洋大学 理系学部の全体像とキャンパス別の特徴」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
私や保護者世代の頃の東洋大学は、ほとんどが文系で、
理系は埼玉県川越市の工学部のみというイメージでした。
ところが現在の東洋大学は、理系総合大学と言っていいほど大きく進化しています。
日大のように理系学部が大きく拡張されてきたため、
今回は今の東洋大学の理系学部をキャンパス別に整理して紹介します。
まず、東洋大学理系の基盤となるのが川越キャンパスです。
ここには理工学部があり、
機械工学科/電気電子情報工学科/応用化学科/
都市環境デザイン学科(土木)/建築学科が設置されています。
工学部として必要な分野がしっかり揃っており、
王道の工学教育を受けたい人に向いています。
同じく川越キャンパスには総合情報学部 総合情報学科もあります。
この学部は文系科目のみで受験可能な点が特徴で、
文系出身でも本格的なコンピューター教育を受けたい人におすすめです。
さらに、2027年には環境イノベーション学部(環境イノベーション学科)の設置計画もあります。
環境問題や自然科学に興味がある人は、今後の公式情報を要チェックです。
川越キャンパスは、
森や広いスポーツ施設がある郊外型キャンパスで、
落ち着いた環境で学びたい人に向いています。
次は、川越と都心の中間に位置する朝霞キャンパスです。
ここにはまず生命科学部があります。
生命科学科/生体医工学科/生物資源学科で構成され、
バイオテクノロジーを中心に学ぶ学部です。
生体医工学科は、もともと理工学部にありましたが、
現在は朝霞に移転し、医療×工学を学べます。
また、生物資源学科はカリキュラムを見ると、
内容はかなり「農学部」に近いため、
農学部志望の人も検討する価値があります。
さらに食環境科学部も朝霞キャンパスです。
食環境科学科/フードデータサイエンス学科/健康栄養学科があります。
管理栄養士や食品工学を目指せるほか、
フードデータサイエンス学科は経済・ビジネス視点で食品を学ぶのが特徴です。
朝霞キャンパスは現在、
バイオテクノロジーの拠点となっており、
池袋から電車で約20分とアクセスも良好です。
最後は、都心に近く交通の便が良い赤羽台キャンパスです。
ここには情報連携学部(INIAD) 情報連携学科があります。
東洋大学が新時代のコンピューター教育として力を入れている学部で、
有名な教授陣を招き、最先端の取り組みを行っています。
川越にも情報系学部はありますが、
都心で情報系を学びたい人にはINIADが特におすすめです。
また、赤羽台には福祉社会デザイン学部もあり、
その中の人間環境デザイン学科では、
一級建築士の資格取得が可能です。
さらに健康スポーツ科学部 栄養科学科もありますが、
こちらは管理栄養士ではなく「栄養士」資格のみとなるため、
朝霞キャンパスの健康栄養学科との違いは必ず比較してください。
かつては工学部のみだった東洋大学の理系は、
今や情報・生命・健康系まで網羅する規模になりました。
医学・歯学・薬学を擁する日大とは方向性が異なり、
今注目される新しい理系分野を重点的に拡充しています。
四工大と比べると知名度や卒業生の数ではまだ発展途上ですが、
大学としての意欲は非常に高く、
今後、卒業生が社会で活躍していくことが期待されます。
理系志望の皆さんは、
併願校・受験校として理系総合大学となった東洋大学を、
ぜひ検討してみてください。
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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