皆さんこんにちは。
本日は「東洋大学の年内学力推薦入試は受けるべきか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
東洋大学が、2025年度入試から新しい入試制度をスタートさせます。
受験生にとっては、かなりインパクトのある変更です。
東洋大学が導入するのは、学校推薦型選抜 基礎学力テスト型です。
最大の特徴は、12月に学力試験を行い、年内に合格が決まるという点です。
イメージとしては、一般選抜が12月に前倒しされたような入試ですね。
この入試は推薦型ですが、併願が可能です。
学校推薦で出願しつつ、他大学との併願も認められています。
明らかに、MARCH受験生が先に東洋大学の合格を確保することを想定した入試だと言えるでしょう。
試験は2教科2科目です。
文系・理系で分かれる形になると考えられます。
経済学部などでは、英語+数学を選ぶ受験生も出てきそうですね。
なお、英語は外部試験スコアの利用も可能です。
出願期間:2024年11月1日〜11月8日
試験日:12月1日
合格発表:12月10日
この入試に合格すれば、年内に「東洋大学合格」のカードを持った状態で、
年明けにMARCHの一般選抜に挑むことができます。
最終的な入学手続き期限は、2月28日です。
つまり、
MARCHや東洋大学の一般選抜がすべて終わってから
進学先を決めることができます。
この点は、受験生にとってかなり安心材料ですね。
文系学部の場合、国語と英語のみの試験になります。
例えば、
「日本史が得意で3教科型の方が戦える」
という人は、無理にこの入試を受ける必要はありません。
一方で、地歴公民を使わずに受験したい人にとっては、
かなり魅力的な入試だと言えるでしょう。
この入試には、中堅進学校の受験生が殺到すると予想されます。
そのため、倍率はかなり高くなり、
思ったより簡単には受からない可能性もあります。
ここは、今後の結果を見ていく必要がありますね。
今回の東洋大学の動きは、大学入試業界全体としても大きなニュースです。
今後、日大・駒澤・専修など、
他大学がどう動くのかも注目しておくと良いでしょう。
年内に決めてしまい、年明けの一般選抜を受けないという受験生も、
今後は増えるかもしれません。
東洋大学の年内学力推薦入試は、
受ける・受けないで戦略が大きく分かれる入試です。
ただ、こうした入試が始まったという事実は、
必ず知識として押さえておくべきでしょう。
自分の得意科目、志望校戦略に合わせて、
検討してみてください。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
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