皆さんこんにちは。
本日は「東北の国立大学 工学部はどこがいいのか」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
東北地方の各県にある国立大学の工学部について、「どこがおすすめなのか」を紹介していきます。
言わなくても分かる通り、東北大学工学部が一番なので、今回はあえてそれ以外を見ていきます。
まず最初は秋田大学です。
秋田大学では2025年4月に「情報データ科学部」が新設されます。
今流行りのデータサイエンス系学部ですが、それだけではなく、いわゆるコンピュータサイエンス(情報系)もしっかり学べる構成になっています。
この学部の大きな特徴は、数学を本格的に学んでいない文系出身者でも受験可能な点と、東北の国立大学では初のデータサイエンス系学部である点です。
学問分野は以下の3系統に分かれます。
情報データ科学部ができることで、従来の理工系学部はどうなるのか。
従来の学部は「総合環境理工学部」という名称に変更される予定です。
総合環境理工学部は、以下の3学科に分かれます。
応用化学生物学科は、高校で化学・生物が得意な人向けの分野です。
環境数物科学科は、数学・物理をベースにしつつ、地球環境やデバイス物理など応用寄りの研究を行います。
社会システム工学科は、モビリティ・電気システム・社会基盤の3分野に分かれ、機械・電気電子・土木が合体したような学科構成です。
さらに秋田大学には国際資源学部もあり、実質的には工学系学部が3つある大学と言ってもいいでしょう。
どこの大学が良いかを考えるとき、多くの人が偏差値で判断しがちです。
しかし東北大学を除くと、東北の国立大学の偏差値は実はほとんど差がありません。
弘前大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、福島大学はほぼ同格。
では、何で評価に差がつくのか。
僕の感覚では、「歴史の長さ」です。
※誤解しないでください。歴史が新しい=劣っている、という意味ではありません。
ただし歴史のある大学ほど、研究や教育において伝統と積み重ねがあり、切れ味のある分野を持っていることが多いのも事実です。
東北の国立大学で工学系の歴史が古い順に見てみましょう。
このように見ると、秋田大学と山形大学は工学系の伝統校だということが分かります。
弘前大学は工学部としては新しいですが、理学部の歴史は古く、理学中心で発展してきた大学です。
個人的な一押しは、山形大学工学部です。
学科構成は以下の通り。
工学分野をほぼフルカバーしており、東北大学工学部と似た学科名も多く、手堅い構成です。
ただし注意点として、建築・デザイン学科以外は米沢キャンパスにあります。
山形大学の面白い点は、理学部が工学部と統合されていないことです。
実は、これは伝統的な大学の形なんです。
山形大学理学部は、戦前の旧制山形高等学校がルーツで、戦後に分離学部として誕生しました。
そのため、理学部と工学部は別の学校として発展し、今もキャンパスが異なります。
理学部は、数学・物理・化学・生物・地球科学・データサイエンスの6コース。
山形大学では、理系の人は理学部でも工学部でも選択肢があるのが魅力です。
岩手大学理工学部は3学科構成です。
システム創成工学科は、電気電子・情報・機械・土木が合体したような学科で、学問領域が非常に広いのが特徴です。
弘前大学は理学寄りで、建築・土木系がありません。
化学・物理・自然エネルギー系に興味がある人向けと言えるでしょう。
大学の誕生の歴史によって、得意分野や学科構成が大きく異なる点は、必ず押さえてください。
くれぐれも、「地元だから」「偏差値が近いから」という理由だけで選ばないでください。
それぞれの大学の歴史・得意分野・学科構成を踏まえた上で、
「自分はどんな教育・研究をしたいのか」という軸で、東北の国立大学工学部を選んでください。
頑張ってください。
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