皆さんこんにちは。
本日は「龍谷大学の総合型・学校推薦型選抜」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
龍谷大学は、産近甲龍の一角として知られる関西の有力私立大学で、約400年の歴史を持つ、浄土真宗本願寺派・親鸞聖人を背景とした仏教系大学です。
仏教系総合大学の中でも最大規模の一つで、文学部・経済学部・経営学部・法学部・国際学部・社会学部・先端理工学部・農学部まで、非常に幅広い分野を網羅しています。
京都・大阪・滋賀・奈良といった関西圏の受験生から高い人気を集める大学です。
龍谷大学の入試の特徴は、方式の名前が明確に分かれている点です。
総合型選抜には、学部独自方式、検定試験利用型、英語型、伝道者推薦型などが用意されています。
学部独自方式の定員は、心理学部10名、政策学部6名、社会学部8名、先端理工学部47名、農学部8名となっています。
英語型は国際学部のみで15名、伝道者推薦型は文学部と国際学部で各4名です。
龍谷大学には、スポーツ活動選抜や文化芸術・社会活動選抜といった枠もあります。
定員は、文学部44名、心理学部6名、経済学部22名、経営学部21名、法学部15名、政策学部9名、国際学部18名、社会学部21名、先端理工学部・農学部が各8名と、かなりのボリュームです。
これらとは別に、公募推薦入試も実施されていますが、名前は推薦でも実態はほぼ学力試験です。
定員は文学部102名、心理33名、経済85名、経営73名、法66名、政策38名、国際69名、社会75名、先端理工98名、農学部73名と、人数は多く見えます。
関西では「年内に学力で大学を決めたい」というニーズが強く、秋実施のこの公募推薦を受ける受験生が非常に多いのが特徴です。
一見すると定員が多く見えますが、大学全体の枠で見ると決して多くはなく、実際はかなりの難関です。
高校の先生の中には「一般入試より難しい」と言う方もいるほどで、関関同立志望者が安全カードとして受験してくるため、大学側も高い学力層を求めています。
そのため、公募推薦は学力で挑む入試として考え、年明けの一般選抜や共通テスト利用まで見据えた長期戦略が必要になります。
一方で、「自分が頑張ってきたことをPRしたい人」向けには、総合型選抜が用意されています。
特に龍谷大学の総合型は、お題が非常に細かいのが特徴です。
例えば心理学部では、志望理由だけでなく、目標達成のための学習計画、これまでの取り組み、将来の夢、社会のどの場面で心理学を活かしたいかまで問われます。
こうした細かい設問の背景には、学力だけで選ぶと「滑り止めの学生」ばかりになってしまうという大学側の危機感があります。
大学が求めているのは、「本当に龍谷大学が第一志望で、この学問をやりたい」という真剣な高校生です。
だからこそ、自分がその学問に対して強い情熱を持っているかを自問し、該当するならぜひ挑戦してください。
総合型選抜を狙う場合は、オープンキャンパスに参加し、大学側としっかり意識のすり合わせをしておくことが重要です。
「なぜ龍谷大学なのか」を明確に語れるかどうか。これが、総合型選抜で合否を分ける最大のポイントになります。
自分に合った方式を見極め、早い段階から戦略を立てて挑戦してください。
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