皆さんこんにちは。
本日は「経済学なら東京理科大へ行こう」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
経済学部志望の人にぜひ知ってほしいのが、東京理科大学 経営学部 ビジネスエコノミクス学科です。
「え、理科大に経済学部なんてあったっけ?」と思うかもしれませんが、ここは中身は“コテコテに普通の経済学”が学べる学科です。
MARCH(明治・青学・立教・中央・法政)だと、経済学部や政治経済学部など、学部名の段階で「経済」が前面に出ています。
一方、東京理科大は経営学部の中に経済があるため、どうしても知名度が低くなりがちです。
さらに学科名が「ビジネスエコノミクス」なので、ビジネス=経営っぽい印象も出ますが、
エコノミクスはそのまま経済学です。経済学部志望の人は、志望校に加える価値がある学科だと思ってください。
他大学の経済学部では、英語・国語・社会(地歴公民)のいわゆる文系3教科受験ができるケースもあります。
しかし東京理科大のビジネスエコノミクス学科は、一般選抜でも共通テストでも数学が必修です。
「数学から逃げたいから経済学部へ」という選び方をする人もいますが、逆に考えてください。
経済学は本来、数学が必要な学問です。
数学が得意で経済学をやりたい人にとって、ここはかなり相性が良い学科です。
東京理科大ビジネスエコノミクス学科の大きな特徴は、最先端の経済学の“熱い領域”に集中している点です。
具体的には、AI(人工知能)、データサイエンス、金融、行動経済学、ゲーム理論などを中心に学びます。
そして驚くことに、経済史の先生はいません。
古典的・伝統的な経済学を否定するわけではなく、ここでは“新しいことしかやっていない”という個性がある、という話です。
一般的な経済学部は規模が大きいところが多く、最先端から伝統的な理論、さらに経済の歴史的なテーマまで、幅広い研究領域があります。
そのため「伝統的な経済学まできっちり学びたい」という人は、他大学の経済学部のほうが合う場合もあります。
一方で、東京理科大ビジネスエコノミクス学科は、古い領域まで手を広げず、最先端の経済学だけをやるという設計です。
これが「グッと来た人」は、ぜひ志望してほしい学科です。
私も取材してきたのですが、ここで扱っている最先端テーマは、一言で言えばノーベル経済学賞の領域とも言えます。
もちろん「ここに入れば将来ノーベル賞が取れる」という話ではありません。
ただ、毎年発表されるノーベル経済学賞で注目されるような、今いちばん熱い最先端の分野を、
東京理科大のビジネスエコノミクス学科なら学べる、という点は大きな魅力です。
東京理科大のビジネスエコノミクス学科は、経済学部志望の人にとって十分に選択肢になる学科です。
特に、数学が得意で、最先端の経済学に惹かれる人にはおすすめです。
他の経済学部がダメという話ではありません。MARCHの経済も含め、どこも良い環境があります。
そのうえで、「理科大にも経済がある」「理科大の経済は最先端に特化している」という個性を、ぜひ知ってください。
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