皆さんこんにちは。
本日は「大阪公立大学はどんな大学?総合型・推薦入試で本当に重要なポイント」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
大阪公立大学は、現代システム科学域をはじめ、
経済・商・理・工・農・獣医・医・看護・生活科学など、
日本最大規模クラスの学問領域を持つ公立総合大学です。
大阪府立大学と大阪市立大学が統合して誕生した大学で、
規模・研究分野・人材の幅広さは、国立の旧帝国大学に匹敵するレベルだと考えてください。
まず注意してほしいのが、学部・学域の名称だけで判断しないという点です。
例えば現代システム科学域。
文理融合で「何でも学べそう」に見えますが、
実際に学べる内容は学科・教員によって大きく異なります。
必ず内部の学科構成、研究テーマ、教員の専門分野まで調べ、
「自分はここで何を学ぶのか」を明確にしてください。
また、農学部は大阪大学には設置されていないため、
全国トップレベルの難関になります。
獣医学部は、関西の国公立で唯一の存在。
そのため、京大志望層が流れ込む超激戦区です。
生活科学部も、栄養・建築・福祉分野で
全国屈指のトップ校として知られています。
大阪公立大学の総合型・推薦入試の大きな特徴は、
多くの学部で共通テストが課される点です。
「共通テストなしの一発逆転」を狙うような受験では、
まず通用しません。
大学側は、
5教科・6教科の基礎学力をきちんと身につけた受験生を前提に、
その上で個性や能力を評価しようとしています。
募集要項では、
共通テストと2次試験の配点比率を必ず確認し、
学科試験対策を疎かにしないことが重要です。
面接・書類選考で最も重要なのは、
他大学との比較です。
大阪の受験生にありがちな、
「阪大に受からないから大阪公立大」という姿勢は、
評価されないどころか失礼だと考えてください。
阪大・京大の同分野を徹底的に調べ、
アドミッション・ポリシーなど3つのポリシーを読み比べた上で、
「それでも大阪公立大学がいい理由」を言語化する必要があります。
地方から受験する場合も同様です。
「地元の国立大学があるのに、なぜ大阪公立大学なのか」。
この問いに、明確に答えられなければ合格は遠いでしょう。
「大阪で遊びたいから」ではなく、
比較検討の末に、大阪公立大学が最も優れている点を見つけてください。
大阪公立大学は、
規模・難易度・研究力すべてが高水準の大学です。
共通テスト対策を含めた基礎学力、
そして「なぜこの大学なのか」を語り切る覚悟がなければ、
総合型・推薦入試では通用しません。
逆に言えば、
そこまで準備できれば、非常に魅力的な進学先になります。
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【総合型・学校推薦型の大学一覧】
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