皆さんこんにちは。
本日は「大阪経済大学って実際どうなのか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
関西の私立大学というと、関関同立を思い浮かべる人が多いですよね。
その次の大学群として、摂神追桃(摂南・神戸学院・追手門・桃山学院など)が挙がることも多いと思います。
ただ、関西の人の感覚で言うと、大阪経済大学や大阪工業大学の評価が高い、という声はかなりよく聞きます。
大阪経済大学は、関西大学の吹田キャンパスからも比較的近い場所にあり、
「経済大学」という名前から経済学部だけの大学だと思われがちですが、実は学部構成はかなり幅広い大学です。
首都圏でいうと、東京経済大学の関西版というイメージを持つと分かりやすいですね。
大阪経済大学の核となるのは、経済学部・経営学部です。
特に経営学部には、経営学科に加えてビジネス法学科があり、
経営+法律を学びたい人にも対応しています。
また、関西では非常に珍しい経営学部の夜間(二部)があり、
昼は働いて夜に学ぶことができ、学費も比較的抑えられています。
経済的な事情がある家庭の人にも、現実的な選択肢として強くおすすめできます。
大阪経済大学には、情報社会学部という少し変わった学部があります。
ここでは、情報学・社会学・ビジネスを横断的に学ぶことができ、
コンピュータ・メディア・社会に興味がある人には相性が良い学部です。
近畿大学の情報系学部や、関西大学・関西学院大学の総合社会系学部を考えている人は、
併願校として検討する価値があります。
人間科学部では、心理学・スポーツ・防災を学ぶことができます。
防災といえば関西大学の社会安全学部が有名ですが、
大阪経済大学でも防災を学べる環境が整っています。
神戸学院大学などと比較検討している関西の受験生には、ぜひ知ってほしいポイントです。
大阪経済大学は、新たに国際共創学部を設置しました。
これまで国際系学部を持っていなかった大学ですが、
経済・経営・ビジネスを軸にした国際教育に力を入れていく方針です。
関西外国語大学や他大学の国際系学部を考えている人も、
大阪経済大学という選択肢を加えてみてください。
大阪経済大学が、摂神追桃と呼ばれる大学群よりも評価されやすい理由の一つが、
一般選抜の比率が比較的高いことです。
関西では公募推薦の比率が高い大学も多い中、
年明けの一般選抜で本気で受験する層が多い点が、大学の評価にもつながっています。
私自身、大阪経済大学は何度も取材していますが、
特に経済学部・経営学部のゼミ教育は非常に評価が高いと感じています。
大阪経済大学でしっかり学んだ人であれば、
関西の企業に入る際に引け目を感じる必要はありません。
自分が学んできたことに自信を持って、
関西の産業界に飛び込んでいってください。
大阪経済大学、私はおすすめです。
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