皆さんこんにちは。山内太地です。
今回は、「MARCH 対 横浜市立大学」についてお話しします。
文系受験生の中には、この2つを天秤にかけて迷う人もいると思います。
特に首都圏の受験生は、MARCHか横浜市立大学かで悩むケースもあります。
なお、医学部・看護学部・データサイエンス学部については比較の余地なく横浜市立大学の圧勝です。
今回は、人文社会科学系の学部(文学・経済・経営・法・国際・社会など)を中心に比較していきます。
横浜市立大学の学生数は約5,000人。少人数教育の質が非常に高い大学です。
自宅外通学が45%で、全国から学生が集まっています。
横浜市立大学の国際教養学部は、名前の印象とは異なり、中身は実質「文学部」です。
学べる内容は、文学・哲学・歴史・言語学・心理学・社会学など人文科学の根幹そのもの。
国際関係・都市政策といった横浜らしい分野も学べるため、非常に魅力的な学部です。
東大文学部・千葉大文学部・埼玉大教養学部など、国立大学の文学部に近い構造を持つと考えて良いでしょう。
ここは、経済学部・経営学部に相当する学部で、戦前から続く伝統校です。
横浜という港町のビジネスの強さを背景に、実践的かつ専門性の高い商学教育が受けられます。
レベルは、横浜国立大学の経済・経営と肩を並べる名門です。
MARCHと迷う価値が十分にある、とても優れた学部です。
横浜市立大学の理学部は、入学定員120人に対して教員67人という圧倒的な少人数体制。
理学を本質的に学ぶには理想的な環境です。
専攻は以下の通り:
・物理
・化学
・生物・生命科学(医学部との連携で非常に強い)
※ 数学はありません
純粋に理学を深く学びたい人にとって、国立大学の理学部と同格レベルでおすすめできます。
・教育レベルが非常に高い
・研究レベルもトップクラス
・医療・理学・データサイエンスが強い
・文系でも理系・医療系に触れられるカリキュラム
特に注目したいのは、1年生の必修ゼミ。
医学部生・看護学生・理系学生と文系学生が同じ場で議論し、文理融合型の学びが展開されます。
これは普通の文系大学では絶対に体験できません。
・学生規模が小さく、サークル数は多くない
・金沢八景キャンパスは横浜南部で、都心へのアクセスはやや不便
・大規模私立大学のような多様な人材との出会いは少ない
とはいえ、教育と研究の質は圧倒的に高いため、大学としての満足度は非常に高いです。
横浜市立大学の総合型・学校推薦型・一般入試の大学情報はこちらから確認できます↓
【横浜市立大学|総合型・学校推薦型選抜はこちら】
【横浜市立大学|一般入試はこちら】
総合型・学校推薦型・一般入試の大学情報はこちらから確認できます↓
【総合型・学校推薦型の大学一覧はこちら】
【一般入試の大学一覧はこちら】
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。