皆さんこんにちは。
本日は「富山県立大学の魅力」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
富山県立大学は、地元の高校生や北陸・中部地方の受験生には人気がありますが、
首都圏や関西圏の受験生にはまだ知られていない大学かもしれません。
しかし実はとても優れた大学なので、ぜひ知ってほしいと思います。
全国では、各県に「県立大学」が増えてきています。 新潟には新潟県立大学、長野には長野県立大学があります。 一方で埼玉・神奈川・千葉に大規模な県立大学がないのは、私立大学が多いためです。
地方には「地元の国立大学に入りたいけれど学力的に届かない」という受験生も多く、 そうしたときに都会の私立大学へ進学すると費用負担が非常に大きくなります。 その問題を解決するために、公立大学が増えているという背景があります。
富山県も以前は富山大学しかありませんでしたが、 新しく富山県立大学が設置されました。
富山県はそもそも製造業が盛んな地域で、 きれいな水、工業立地のしやすさ、企業数の多さなど産業基盤があります。 県民所得も比較的高く、勉強に熱心な地域です。 ただ大学の数は少ないため、県立大学の設置は非常に大きな意味があります。
富山県立大学は、ほぼ工学系に特化した大学です。 看護学科を除けば、構成の大半が工学・情報分野になります。
■ 工学部の学科
特に医薬品工学科は富山県の「薬」の伝統と相性が良い分野で、 薬学の強い富山ならではの魅力があります。 全国でも非常に珍しい学科です。
■ 情報工学部の学科
現代のニーズに合わせて情報分野を大きく拡大しており、 工学・情報の大学としては非常に充実しています。
富山県立大学について工学系の大学教授と話すと、
「富山大学工学部と比べても研究・教育に遜色がない」
という評価をよく聞きます。
県立大学は他県だと国立より弱い場合もありますが、 富山県立大学に関して言えば同格レベルと見られています。
そのため、工学・情報分野に興味がある受験生には
非常におすすめできる大学です。
富山県立大学は、国立大学工学部に匹敵する教育・研究環境があり、 地元企業からの評価も非常に高い大学です。
興味のある人は、ぜひ一度キャンパス見学に足を運んでください。 知られていないだけで、実は魅力が詰まった大学です。
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いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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