皆さんこんにちは。
本日は「東京大学の推薦入試に挑戦するという選択」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
「東大なんて自分には関係ない」
そう思った瞬間に、チャンスはゼロになります。
東京大学の入学定員は約3,000人。
そのうち推薦入試で入学するのは約100人です。
人数は少ないですが、
「逆転できる可能性がある」のが東大推薦です。
しかもこの推薦入試、
1校あたり最大4名まで推薦できます。
(男子校・女子校の場合は最大3名)
つまり、
校長推薦が取れれば、東大受験のスタートラインに立てるということです。
「東大推薦=科学オリンピック金メダル」
そう思っている人は多いですが、それは違います。
東京大学の公式サイトにも、
『特別な実績の競争ではない』と明記されています。
おすすめなのが、
東京大学公式コンテンツ「君の東大」です。
ここには推薦合格者のインタビューが掲載されていますが、
「自慢できる実績はなかった」と語る合格者も少なくありません。
ただし、
何もしていなかったわけではない。
自分なりの関心を深め、PRできる形に仕上げていったのです。
東大推薦の最大のメリットは、
出願時に進学先の学部が決まることです。
ご存じの通り、東京大学は「前期課程(教養学部)」から始まり、
成績次第で進学先の学部が決まります。
つまり一般入試の場合、
東大に入ってからもう一度競争がある。
しかし推薦合格者は、
医学部・工学部・農学部など、進学先が最初から確定しています。
これは非常に大きな安心材料です。
東大推薦に向いているのは、
高校生の段階で「学びたい学問」がはっきりしている人です。
・農学を研究したい
・医学の課題に強い関心がある
・経済や社会構造を深く探究したい
こうした強い好奇心を持っている人は、
ぜひ推薦入試を検討すべきです。
探究活動や卒業研究、論文執筆に力を入れている高校は、
実際に東大推薦に強い傾向があります。
ただし、
高校の知名度は関係ありません。
地方の無名校からの合格例も、実際に存在します。
点数勝負の一般入試なら、
首都圏の中高一貫校が有利なのは事実です。
しかし推薦入試は違います。
地方だから不利、ということは一切ありません。
女子校からの合格者もいますし、
「なぜこの高校から?」というケースもあります。
大切なのは、
あなた自身の好奇心と探究の深さです。
全員が東大を目指す必要はありません。
私だって入れるわけではありません。
しかし、
学問の世界では、まず頂点を見るべきです。
スポーツならオリンピック、
芸術なら世界最高峰を見るでしょう。
学問も同じです。
まず東京大学を知る。
その上で、
現実的に挑戦できる国公立大学や私立大学の推薦・総合型選抜に
落とし込めばいい。
「東大は無理だから見ない」ではなく、
「東大を知った上で、自分の進路を決める」。
この姿勢が、受験全体を強くします。
・校長推薦が取れればチャンスはある
・特別な実績競争ではない
・学部が確定する大きなメリットがある
・地方・無名校でも不利ではない
「自分には関係ない」と思わず、一度は必ず調べてください。
それが、あなたの進路の視野を大きく広げます。
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