皆さんこんにちは。
本日は「国公立大学もこれから推薦が増えるのか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
国公立大学というと、まだまだ一般選抜が中心というイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、実際のデータを見ると、状況はすでに変わり始めています。
2024年度入試における、国公立大学の総合型・学校推薦型選抜の募集人員は全体の23%です。
つまり、100人中23人は推薦で入学しているということになります。
これを「少ない」と感じるか、「もう多い」と感じるかは人それぞれでしょう。
ただし重要なのは、
年々、一般選抜の定員が減り、年内入試にシフトしているという流れが確実に進んでいる点です。
ベネッセのデータを参考にすると、国立大学では以下のようになっています。
一般選抜:7万5,938人(79.7%)
総合型選抜:6,578人(6.9%)
学校推薦型選抜:1万2,498人(13.1%)
確かに約8割は一般選抜です。
しかし、総合型選抜だけでも6,500人以上が合格していると考えると、
決して無視できる数字ではありません。
公立大学に目を向けると、流れはさらに顕著です。
一般選抜:2万2,292人(68.1%)
つまり、3割以上が推薦入試ということになります。
「一般選抜だけで国公立を目指す」という考え方は、
すでに時代遅れになりつつあると言えるでしょう。
多くの国公立大学では、
一般選抜前期の募集定員を減らし、年内入試へ回す動きが進んでいます。
「前期日程こそが国公立の本丸」と考えていると、
それだけでは勝てなくなってきているのが現実です。
実際、名古屋大学・東北大学・九州大学・神戸大学・横浜国立大学といった
上位国立大学ですら年内推薦を実施しています。
しかも共通テストなしの方式もあります。
一般選抜一本で国公立大学を狙えるのは、
県立トップ高校くらいです。
中堅高校、いわゆる「自称進学校」の全員が、
名古屋大学や東北大学に行けるわけではありません。
地方では有名私立大学という選択肢も限られるため、
一般選抜だけに頼ると下位国公立や新設公立大に集中しがちになります。
「うちの高校じゃ無理」と諦める必要はありません。
総合型選抜や学校推薦型選抜は、
上位国公立大学に挑戦できる数少ないルートでもあります。
一方で、「推薦をほとんどやらない高校」があるのも事実です。
これは必ずしも悪ではなく、一般選抜で勝つという戦略も一つの正解です。
首都圏・関西の上位進学校では、
共通テスト離れ・6教科離れが進んでいます。
その結果、地方国公立大学を受ける受験生が減り、
一般選抜で入りやすくなっている国立大学も存在します。
この場合、一般主義の県立高校は合格者数を稼げるというメリットもあります。
推薦に力を入れられない公立高校の事情も理解できます。
教員不足により、
書類・面接・小論文まで手が回らないのが現実です。
SSHやSGHなどの重点校には教員が厚く配置されますが、
その次のランクの高校では人手不足が深刻です。
この場合は、塾やオンライン指導を活用するという選択も十分にアリです。
現在、国公立大学全体の推薦比率は23%ですが、
室蘭工業大学は41%、島根大学は35%が推薦です。
共通テストなし推薦も増えており、
保護者世代の受験とは全く違う世界になっています。
私は、数年以内に30%を超えると予測しています。
これからは、
一般選抜一本では勝てない時代です。
保護者の方は、
高校の進路指導の先生以上に情報を集めるくらいの意識を持ってください。
お子さんに合った高校、
お子さんに合った入試方式で、
行きたい国公立大学に挑戦する。
親世代の受験より、
今の方がチャンスは確実に広がっています。
ぜひこの変化を正しく理解し、
自分に合った戦略で大学受験に臨んでください。
大学受験で進路戦略に悩んでいるという方へ。
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いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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