【国立工学部】北見工大、室蘭工大は「遠くて不便」じゃない！

皆さんこんにちは。山内太地です。

「（高校の）先生に北見工大と室蘭工大を勧められます！」きましたね。地方の高校で全国の国公立大学を目指そう、頑張ろうという時によく名前が上がるのが、やはり国立大学の工学部です。

その中でも比較的受験難易度が低く、挑戦しやすいとされるのが 北海道の北見工業大学 と 室蘭工業大学 です。

もちろん、どちらも工学部として研究の質は高い。ただし北海道の、しかも札幌から遠い町にある大学ということで、不便に感じる受験生もいるでしょう。気持ちは分かります。

しかし正直なところ、交通の便が良い国立大学の工学部は難易度が高いところも多い。北見工大と室蘭工大は、実際に行ってきた私が自信を持っておすすめしています。

北見工業大学と室蘭工業大学の強み

まず 北見工業大学 は、環境・エネルギー系に強く、社会に必要とされるロボット、再生可能エネルギー、自然環境といった分野に強いんですね。

室蘭工業大学 は、航空宇宙、機械、コンピューター科学などに強いことで知られています。

国立大学の工学部に外れはありません。しっかり研究できますし、別に北海道に就職するとは限りません。

「遠いから…」と悩む受験生へ

「学校の先生に、北見工大や室蘭工大を勧められて面白くない」、という人もいるかもしれません。しかし 国立大学の工学部に外れはありません。

もちろん私立大学も受験していい。最終的に家から近い私立に進学するのも普通でしょう。

でも、せっかく6教科も頑張っていて、しかも 北見工業大学や室蘭工業大学が届くレベル にいるのであれば、受験してみませんか？

実際に見学してみよう

本気で入りたい人は、高校1〜2年生のうちに現地を見学に行きましょう。「遠い」「不便」と感じているなら、なおさら見に行くべきです。

北見は羽田空港から女満別空港へ飛べば意外と近いと思います。実は新千歳空港（札幌）は冬の欠航率が高いんですね。日本海側の気候で雪に弱い。でも、女満別空港がある道東、北海道の東側は天気が良く、飛行機が比較的飛びやすいそうです。

私も冬に行ったことがありますが、真っ白に雪が積もっていても天気は良く、普通に着陸できます。そこからバスで移動します。

北見工業大学 は新千歳空港が便利ですが、札幌からはだいぶ遠いです。高速バスで2時間半ほど。ただ、街はわりと都会で、大学4年間をしっかり研究するには十分だと思います。

進路選択のまとめ

ということで、私は 北見工業大学 と 室蘭工業大学 は「おすすめ」です。

もちろん、地方の皆さんは自分の県の国立大学の工学部を選ぶのも良いですし、もっと難易度の高い大学を狙うのも“あり”です。

でも、この2校に進んでも、きっと エンジニアとして活躍できます。私は「せっかくだから受験してみれば？」という気持ちでお話ししています。

頑張ってください。ありがとうございました。

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