皆さんこんにちは。
本日は「SFC(慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス)はダメなのか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
最近、ネット上でSFC に対して否定的な意見を見かけることが増えています。
「SFC の卒業生って微妙なの?」という情報も目にしますよね。
では実際どうなのか。私の結論はこうです。
SFC はダメではありません。ただし“人を選ぶ学部”です。
慶應義塾大学の他の学部(文学・経済・商・法・理工・医学・薬学)は、
伝統的で歴史の深い学問を扱います。
一方、SFC(総合政策学部・環境情報学部・看護医療学部)は、
1990年に誕生した比較的新しい学部です。
大学の世界では、34年はまだ「歴史が浅い」と見なされます。
そしてSFC最大の特徴は、 “最先端のテーマをどんどん取り入れる学部”という点です。
実際、4年ごとにカリキュラムが大きく変わることも珍しくありません。
1990年代・2000年代、それぞれの「その時代の最先端」が反映されてきました。
これは「文学」「法学」「経済学」のような
根本が変わらない伝統学問とは完全に性質が違います。
SFCは、自由度が非常に高い学部です。 そのため、合う人には天国、合わない人には不向きです。
■ 合う人
■ 合わない人
実際、SFCはゼミ・卒論が必須ではありません。 だからこそ、何かに熱中できる人には伸びる環境。 一方で、指針がないまま卒業すると「何をしてきたか曖昧」になる人もいます。
SFCに憧れる受験生は多いですが、 必ず他大学(早稲田・国立大学など)と比較してください。
キャンパスを見学し、カリキュラムを比較し、 自分に合うかどうか慎重に見極める必要があります。
そして合うと思ったなら、SFCを最大限に活用し、何者かになってください。
そうすればSFCは素晴らしい場になります。
SFCがダメかどうかは、完全にあなた次第です。
合う人には最高の環境、合わない人には相性が悪いだけです。
ぜひ自分に合う進学先を選び、未来を切り開いてください。
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