皆さんこんにちは。
本日は「商社マンになりたい人はどの大学へ行くべきか」について、
大学受験アドバイザー山内 太地がお話しします。
高校生から「商社で働きたいです」「商社マンになりたいです」という相談は多いですが、
実は“商社の現実”をよく理解していない人が非常に多いです。
「5大商社に行きたい」と気軽に言う受験生もいますが、
総合商社は日本で最も就職難易度が高い領域です。
大学通信が調査し、東洋経済オンラインで公表されている
「5大商社 就職者数ランキング」をもとに説明します。
結論として、総合商社は有名大学が大好きです。 難関大学に入らないと“スタートラインに立てない”と考えてください。
1位:慶應義塾大学(125人)
→ 商社志望なら経済学部・商学部が鉄板。
2位:早稲田大学(79人)
→ ここで一気に人数が減る=慶應の強さが圧倒的。
3位:東京大学
4位:京都大学
5位:大阪大学
6位:一橋大学
→ 経済・商学系は日本トップクラス。
7位:上智大学
→ 意外に強い。首都圏の優秀層が多く商社就職実績も高い。
8位:神戸大学
→ 経済・経営は日本を代表する伝統校。
9位:青山学院大学
→ 東京立地の強さもあり商社志望者が多い。
10位:同志社大学
→ 関西の名門。経済・商学部で勝負できる。
11位:東北大学
12位:東工大・東京科学大学(旧:東京理科/科学系)
→ 理系から商社に行くケースも一定数いる。
13位:明治大学
→ 政治経済・商・経営が商社向き。
14位:九州大学・北海道大学・立教大学
→ 地方旧帝大は安定して強い。
15位:東京外大
→ 語学力を武器に商社で活躍する人材が多い。
16位:名古屋大学・横浜国立大学
→ 経済・経営が評価されやすい。
このあたりまでの大学に入れれば、5大商社を“狙える位置”に到達します。 もちろん大学の中での競争は非常に厳しいですが、可能性は十分あります。
商社で働きたいなら、日本を代表するトップ国公立・難関私立を目指すのが最短ルートです。
「無名大学からでも行けますか?」と聞かれますが、
よほど突出した実績(語学・留学・専門性など)がない限り非常に厳しいです。
総合商社はハイレベルですが、夢があるのは素晴らしいことです。
男女問わず世界で活躍できる仕事なので、興味があるならぜひ挑戦してください。
まずは“入るべき大学”を正しく理解すること。
そこからスタートです。
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