皆さんこんにちは。
本日は「大学でやりたいことが何もないけれど、大学には行きたい」という悩みについて、
大学受験アドバイザー山内 太地の意見としてお話しします。
「大学でやりたいことが何もありません。でも大学には行きたいです」
これは、本当に多い相談です。
こういう話をすると、年配の人ほど「じゃあ就職すればいいじゃないか」と言いたくなります。でも、正直に言って今の高校生は就職もしたくないという人が多い。
もちろん、高卒で就職して一流を目指すのは立派な道です。今は求人も多く、環境としては悪くありません。
ただし、そこそこレベルの高校に通っていて、周囲が「大学に行くのが当たり前」という空気の中で、就職希望を出すのは、実はかなり根性が要ります。
だから多くの人は、「就職はしない」と決めたあと、次の選択肢として専門学校を考えます。
ところが、専門学校も行きたくないという人が多い。
理由は単純で、美容・調理・看護などの専門学校に行くと、将来の職業がほぼ決まってしまうからです。
まだ将来を決めきれない人にとって、これは重たい選択です。
結果として、
就職したくない
専門学校も行きたくない
となり、消去法で大学志望になるわけです。
大学でやりたいことがない場合、「やりたいことを無理に探す必要はありません」。
おすすめなのは、「やりたくないこと」を外していく戦略です。
多くの学校で行われる文理分けを軸に、選択肢が狭くなるものから外していきましょう。
まず考えるのが医療系です。
医学部・歯学部・薬学部・看護学部・栄養学部・リハビリ系・獣医学部。
人の命を扱う学部に行きたいかを自問してください。
ここに強い覚悟がある人は目指せばいいですが、多くの人は「将来が固定される」ことを嫌って外すことになります。
すると、医療系以外の理系が残ります。
医療系を外すと、理学部・工学部・農学部が候補になります。
農学部に行きたいかを考え、違うなと思えば外す。
次に理学部です。
数学・物理・化学・生物・地学を学問としてとことんやりたいか。
そうでなければ、理学部も外します。
すると、やりたいことがない理系の人には工学部が残ることが多い。
そこから、機械・電気電子・情報・応用化学・建築・土木などを見て、さらに「やりたくないもの」を削ってください。
文系も基本は同じです。
まず、法律や政治に興味がなければ法学部を外す。
次に、人文系か経済・経営系かを考えます。
文学に興味がなければ、経済・経営・商学が残ります。
その中で、少しでも興味が持てそうなものを選んでください。
人文系に進む場合は、英語・国語・地歴公民など、好きな教科を起点に、
国文・英文・外国語・国際・歴史・心理などから「やりたくないもの」を外していきます。
こうして消去法を続けると、最後に
「これならやってもいいかな」
というものが残ります。
それで十分です。
やりたいことがない人でも、就職・専門学校・文理選択・学部選択と、実はたくさんの選択肢を持っています。
一旦はそこで決めて、全力で受験に向き合ってみてください。
また迷ったら、いつでも相談してください。
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いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
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