皆さんこんにちは、山内太地です。
今日は高校1年生向けに「国立大学・公立大学・私立大学の違い」についてお話しします。
高校入学おめでとうございます。
「次は大学受験だよ」と言われると、ちょっと嫌になりますよね。わかります。
まずは高校生活をしっかり楽しむことがとても大事です。部活や行事、友だちとの時間は、高1の今しか味わえません。
とはいえ、どこかで大学のことも少しずつ意識しておくと、後々かなり楽になります。
大学には大きく分けて国立大学・公立大学・私立大学の3種類があります。
国立大学は、基本的に日本の国(政府)が運営している大学です。
制度上は「国立大学法人」という形ですが、「国がやっている大学」と考えてOKです。
たとえば、
東京大学・京都大学・大阪大学のような有名大学のほか、
宮城県なら東北大学、北海道なら北海道大学、島根県なら島根大学というように、
全国すべての都道府県に少なくとも1つ以上あります。
また、東京には
東京農工大学・東京科学大学・電気通信大学など、複数の国立大学があります。
一般的に、国立大学は教育・研究レベルが高く、入試の難度も高めです。
多くの受験生が「難関大」として目指す大学が多いのが特徴です。
公立大学は、都道府県や市などの自治体が運営している大学です。
例としては、愛知県立大学・大阪公立大学・東京都立大学・名古屋市立大学などがあります。
基本的な仕組みや立ち位置は、国立大学とあまり変わりません。
違いは、「国が運営」か「自治体が運営」かという点です。
一般的には、国立大学より少し難易度が易しめの大学が多いですが、
中には国立並みに難しい公立大学もあります。
国立大学・公立大学を受ける場合は、原則として大学入学共通テストが必要だという点も覚えておきましょう。
私立大学は、民間の学校法人が運営している大学です。
イメージとしては「私立高校の大学版」に近いです。
高校の場合は公立高校のほうが数が多いですが、
大学の場合は私立大学の数が圧倒的に多いです。
東京では、
東京大学・東京都立大学など国公立は一部しかなく、
多くの受験生が早稲田・慶應・MARCHなどの私立大学へ進学します。
関西や名古屋でも同じような状況です。
一方で、島根県のように私立大学が0の県もあり、
そうした地域では、私立大学に進学するには他県に出る必要があります。
注意点としては、私立大学は国公立大学より学費が高いことです。
ざっくり言えば、国立の約2倍かかるイメージです(医学部・芸術系はさらに高額)。
ただし、研究レベルや難易度は大学ごとに大きく違います。
早稲田大学・慶應義塾大学などは、東大に匹敵する難しさや、
世界レベルの研究を行っている分野もあります。
都市部の受験生の中には、最初から難関私立大学を第一志望にする人も多いです。
大学は、国立・公立・私立の3種類がありますが、
どれかだけが正解・どれかがダメという話ではありません。
大事なのは、
高校1年生の今は、まず高校生活を楽しみつつ、
少しずつオープンキャンパスや大学のホームページを見て、
「こんな大学に行ってみたいな」というイメージをふくらませていきましょう。
焦らなくて大丈夫です。
これから3年間で、ゆっくり自分に合う大学を探していきましょう。
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