皆さんこんにちは。
本日は「首都圏で偏差値60代前半なら、どの高校が“おすすめ”なのか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
中学生の皆さん、そして保護者の皆さんの中には、「高校が多すぎて迷う」という方も多いと思います。
特に首都圏は私立高校の情報が目立ちやすい一方で、宣伝されにくい“良い公立高校”が埋もれやすいのが現実です。
そこで今回は、偏差値60代前半くらいの層で高校選びをするときに、進学実績の見方として注目してほしいポイントと、具体例として2校を紹介します。
今回取り上げるのは、神奈川県立多摩高校と、千葉県立鎌ヶ谷高校です。
「なぜこの2校なのか?」というと、進路実績の出し方が非常に特徴的だからです。
単に「早稲田◯名」「MARCH◯名」と並べるのではなく、“どの方式で合格したか”まで示している点に価値があります。
進路実績を見るとき、多くの人は「大学名と人数」だけに注目しがちです。
ですが実は、一般選抜なのか、総合型・学校推薦型なのかまで分かると、高校の姿勢が見えてきます。
例えば「法政大学に何名合格」だけではなく、一般で何名/推薦で何名のように分かれていると、推薦への理解や支援がある可能性が高い。
逆に、学校によっては「大学受験=一般選抜だけ」「特進クラスは一般しか認めない」など、推薦に消極的なケースもあります。
今回の話は、東大◯名のようなトップ高校の競争の話ではありません。
偏差値60〜62あたりの層で「どこが良いか」と考えるとき、私がこの2校を評価する理由は、推薦でMARCH以上を狙える環境があるからです。
実際、MARCHの推薦に強かったり、推薦で早慶・上智・理大に合格者が出ていたりします。
高校の学力帯としては簡単ではないのに、一般だけでなく推薦も応援するという姿勢があるのは貴重です。
「推薦に強い高校かどうか」は、実は進学実績の出し方である程度判断できます。
特に、推薦合格の大学名や人数をきちんと公開している高校は、推薦に対して現場が回っている可能性が高い。
もちろんデータだけで決めるのではなく、真剣に検討するなら説明会に行ったり、塾に相談したりも重要です。
ただ、首都圏でも国公立や早慶上理・GMARCHの推薦対策まで手が回っていない高校は意外と多いのが現実です。
私のメッセージはシンプルです。
偏差値60代前半で高校を選ぶとき、推薦で国公立・早慶上理・GMARCHを狙える体制がある高校は、進学先として検討に値します。
首都圏は高校が多く、迷うのが当たり前です。
中学受験や中高一貫を選ばずに高校受験で進学先を決める場合でも、“推薦まで含めて強い高校か”という視点を持つと選び方が変わってきます。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
総合型選抜・学校推薦型・一般入試の大学情報はこちらから確認できます↓
【総合型・学校推薦型の大学一覧】
【一般入試の大学一覧】
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。