皆さんこんにちは。
本日は「事前提出課題のレポートがうまく書けません。どうしたらいいですか?」というご質問について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
この質問をしてくれた生徒さんは、
おそらく総合型選抜や学校推薦型選抜を受験予定なのだと思います。
総合型選抜・学校推薦型選抜は、
「何も考えていない人が受験してこない」ことを前提にした入試です。
例えば看護学部なら、
「なぜ看護師になりたいのか」
「医療・看護のどんな課題に取り組みたいのか」
そういったことをすでに考えている人だけが受験してくると、大学は考えています。
だからこそ、
「書けません」=「一般選抜でどうぞ」
という世界でもある、ということは知っておいてください。
それでもあなたは、
一般選抜では届きにくい難関大学に挑戦したいから、
推薦入試を選んだのではありませんか。
つまり、志望動機や自己PRが必要だと分かっているはずです。
だからこそ、
もう一度原点に立ち返って考えてみてください。
例えばあなたが経済学部志望だとしましょう。
なぜ経済学を学びたいのか。
なぜその大学の経済学部なのか。
「自分の住んでいる地域が衰退している」
「人口減少をどうにかしたい」
そういった問題意識が、あなたの原点かもしれません。
大学が出す事前課題は、
あなたの夢を自由に語らせるものではありません。
経済学部なら、
「経済学として重要なテーマ」について、
どう考えるかを見たいのです。
教授たちは、
「このテーマについて、あなたはどう考えますか?」
と問いかけています。
「自分の町の過疎問題をやりたい」
でも課題は「アメリカ経済についてどう思うか」だった。
そこで、
「関係ない」と切り捨てないでください。
アメリカ経済と日本経済、世界経済はつながっています。
海外からの投資や観光は、
あなたの町の経済にも影響を与えるかもしれません。
最初からきれいな文章を書こうとしなくていいです。
白紙の紙やノートに、
自分の問題意識を思いつくまま書いてください。
そして、
大学が求めているテーマと、自分の関心を組み立てる。
それが、事前提出課題そのものです。
大学は、
わざわざ嫌な思いをさせるために入試をしているわけではありません。
自分の大学に合う、
研究意欲のある学生と一緒に学びたいだけです。
「自分は何を学びたいのか」
「大学は自分に何を求めているのか」
そこを考え抜けば、必ず書けるようになります。
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