皆さんこんにちは。
本日は「オープンキャンパスには1人で行くべきか、友達や親と行くべきか?」という質問について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
結論から言います。
1人で行くのもOK。親や友達と行くのも大いにアリです。
1人で行く最大のメリットは、自分のペースで見られることです。
気になる授業、研究室、在学生の話などを、遠慮なくじっくり確認できます。
「自分はこの大学で本当にやっていけそうか?」を、
自分の感覚だけで判断したい人には、1人参加は向いています。
一方で、親や友達と行くことには、明確な価値があります。
それは自分とは違う視点の感想が聞けることです。
授業を聞き、説明を受け、学食で食事をし、
家から大学まで電車で行き、駅から歩いてみる。
同じ1日を一緒に過ごした人の感想は、とても参考になります。
例えば、
「駅から遠くてきついな」と思ったとき、
一緒に行った人も同じ感想か、それとも違うのか。
ここで意見交換ができます。
「大学の行事に親が来るのは恥ずかしい」という声もありますが、
オープンキャンパスは別です。
今の大学は、親世代の頃とはまったく違います。
図書館、設備、キャンパスの雰囲気など、
実際に見れば親の印象が変わることも多い。
また、親が進学先に反対している場合でも、
一緒に行ってから話し合うことで、意見が軟化するケースもあります。
オープンキャンパスに誰かと行くことは、
「洋服の試着に付き添ってもらうこと」に似ています。
自分では「似合っている」と思っても、
鏡では見えない後ろ姿や客観的な印象を、
他人が教えてくれることで、
より自分に合った大学を選べるのです。
1人で行くのも良い。
親や友達と行くのも良い。
大切なのは、見たあとにきちんと考え、話し合うことです。
そのプロセスが、納得のいく大学選びにつながります。
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