皆さんこんにちは。
今日は原子力学科はどんな学びができるのかについてお話ししていきます。
本日の解説は、大学受験アドバイザーの山内 太地がお届けします。
高校生のみなさん、原子力発電という言葉はよく耳にしますよね。
火力・水力・風力など、さまざまな発電方式がありますが、
「原子力を専門として学べる学科」が大学に設置されていることをご存じでしょうか？
ただ、正直なところ、受験生の人気が高いとは言えない分野です。
その影響もあり、かつてより原子力を専門とする学科は減少してきています。
電気系の学科に統合された大学も多く、たとえば東海大学は2022年で募集停止となりました。
そのため現在、高校生がストレートに原子力学科として入学できる大学は、
東京都市大学と福井工業大学の2つだけになっています。
高校生向けの学科は減っていますが、実は大学院の原子力分野は非常に充実しています。
など、全国に原子力の専門研究が行われる大学院があります。
そのため、「原子力を学びたい」という人は、
高校生の段階では工学部の電気系・エネルギー系から進むというルートも一般的です。
原子力というと「危険そう」「不安」というイメージを持つ高校生も多いでしょう。
しかし現実には、日本には原子力発電所も研究機関も存在しており、
高度な専門性を持つ技術者の需要は非常に高い分野です。
たとえば東京都市大学・原子力安全工学科では、次のような就職実績があります。
さらに、東京都市大学の大学院は早稲田大学との共同大学院であり、
これは研究レベルが高く評価されている証拠です。
「原子力は危険」という印象を持つのは自然なことですが、
実際には安全性を高める技術や放射線管理など、専門家が活躍する幅広い分野があります。
また、原子力に関わらず、機械系・電気系の技術者として
幅広い企業・業界へ就職することも可能です。
「必ず原子力関係に就職しなければいけない」
という学科ではありませんので、安心してください。
原子力学科に行くべき！ということではありません。
しかし、エンジニアとして社会で役に立ちたい・専門家として活躍したいという人にとって、
原子力分野は確実に将来の選択肢の1つになります。
「怖いから」「なんとなく不安だから」と敬遠する前に、
高校生のうちから情報を持っておくことが非常に大切です。
実際、原子力分野の人材育成は全国の大学院や研究機関で続けられています。
興味のある人は、ぜひ一度検討してみてください。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
総合型・学校推薦型・一般入試の大学情報はこちらから確認できます↓
【総合型・学校推薦型の大学一覧はこちら】
【一般入試の大学一覧はこちら】
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。
実際の指導をご覧ください
クリックすると動画が再生されます。オンライン指導の様子をぜひご覧ください。
返金保証と成績保証
2つの保証制度を実施中！
※予告なく終了する場合がございます
24時間受付中
