皆さんこんにちは。
本日は「農学部志望の人が“東大・京大以外”で現実的に検討すべき国公立大学」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
農学部志望の人で「一番高いところ」を目指すなら、東大農学部・京大農学部があります。
ただし、全員が手が届くわけではありません。
そこで今回は、東大・京大の農学部の研究に興味を持ちつつも、現実的な受験校として他に検討してほしい大学を紹介します。
まず、前期日程であれば筑波大学。
農学部という名称ではありませんが、生物資源系は普通に農学部です。
ここは元々、伝統ある東京教育大の農学部だった背景もあります。
そして帯広畜産大学。
農業系では非常に評価が高い大学なので、ぜひ調べてください。
東大・京大レベルで考えている人の次の選択肢としては、神戸大、九州大、そして千葉大(園芸学部)、大阪公立大も候補になります。
大阪公立大は農学部と獣医学部があります。
さらに東京農工大。
特に東京の人は「東大の次に農学部ならここ」という発想になる人も多いでしょう。
生物資源系なら東京海洋大(水産)も非常におすすめです。
水産・生物資源をやりたい人で、農学部の中でも水産系の研究に興味があるなら、東大・京大でもできる領域はありますが、みんなが入れるわけではないので、東京海洋大は現実的で強いという話です。
広島大は水産と畜産が強く、生物生産系の分野で評価されています。
また岐阜大は「応用生物科学部」という名称ですが、普通に農学部系で、獣医もあります。
そして京都府立大。
実は農学の名門として知られていて、おすすめです。
他にも農学部が優れている大学として、岡山大、信州大、三重大。
三重大は水産もあります。
岩手大も水産をやっていて、獣医もあります。
静岡大も含めて、このあたりを検討してほしいです。
中・後期日程では、京都府立大、東京農工大、千葉大(園芸)、広島大(生物生産)、東京海洋大、大阪公立大、岐阜、岩手、三重、信州、新潟、山梨、弘前、静岡、宇都宮、愛媛などが候補になります。
農学部は、どこも一流になりやすい分野です。
なぜかというと、それぞれの県で作っている作物や水産物が違うからです。
例えば、みかん・柑橘系の研究なら愛媛大が強いなど、地域ごとに得意分野があります。
砂漠の緑化なら、先駆的な研究がある鳥取大学農学部のように、農学は偏差値だけで決めないでください。
その地域ごとに得意な分野の農業・水産業・林業をやっているので、何でもかんでも東大・京大と考えず、
例えばキノコ研究なら信州大や鳥取大というように、自分の興味のある分野(バイオテクノロジー、農学系、水産系、林業)を調べてください。
自分の本当に興味のある研究ができるなら、全国どこでも行くべきです。
農学部に関して言えば、全国の国公立大学に優れた大学はたくさんあります。
もちろん東大に行ける人は行ってください。
ただ、何でもそこ(東大・京大)とは限らないということで、いろんな大学を紹介しました。
ぜひいろいろ探して、自分に合う進学先を見つけてください。
頑張ってください。
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