皆さんこんにちは。
本日は「国公立大学は1校しか受けられないの?」という保護者の方からのご質問について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
結論からお伝えすると、国公立大学は1回勝負ではありません。
実は、入試方式を正しく理解すると最大5回のチャンスがあります。
「国公立大学」と聞くと、2月25日前後の二次試験(前期日程)の印象が強く、
そこが大学受験の“本番”だと思われがちです。
実際には、1月に共通テスト → 2月後半に前期日程という流れが王道ではありますが、
それで入試が終わるわけではありません。
国公立大学の一般選抜は、前期・中期・後期の3回受験できます。
中期日程は一部の公立大学が実施していますが、
大阪公立大学などの名門校も含まれています。
前期で第一志望が不合格でも、
3月上旬に中期日程で再チャレンジできるのは大きなポイントです。
後期日程は3月中旬に行われるため、不人気になりがちです。
前期で合格した受験生や、推薦で早期に進学先が決まった受験生は、
後期日程を受験しないケースが非常に多く、
会場が空席だらけになることもあります。
例えば、山形大学・信州大学・静岡大学などは後期日程を重視しており、
東北大学・名古屋大学に惜しくも届かなかった優秀層を積極的に受け入れています。
さらに、国公立大学でも総合型選抜(旧AO)は秋に実施されています。
大学によっては共通テストなしで、
書類選考・面接・小論文のみで受験できる場合もあります。
条件が合えば、学校推薦型選抜も併せて受験可能です。
つまり、一般選抜3回+総合型+学校推薦型で、最大5回のチャンスがあるということです。
入試制度は昔と大きく変わっています。
「国公立は1校だけ」という前提で志望校を決める必要はありません。
第一志望はもちろん全力で目指す。
ただし、中期・後期・秋の推薦まで含めて複数校を検討することで、
合格の可能性は大きく高まります。
特に高校1・2年生の段階から、
さまざまな入試方式・国公立大学を調べておくことが重要です。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
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