皆さんこんにちは。
本日は「高大連携協定校で考える高校選び」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
今回は少し珍しく、中学生の保護者の皆様向けのお話です。
「どんな高校を選べばいいのか」と悩んだときの、1つの重要な視点をお伝えします。
高校選びのポイントとして、高大連携協定校で探すという考え方があります。
特に首都圏や関西圏などの都市部では、
高校と大学が高大連携協定を結ぶケースが急増しています。
ぜひ、志望候補となる大学のホームページを見てください。
その中の「ニュース」や「お知らせ」欄に注目です。
「〇〇大学と〇〇高校が高大連携協定を締結しました」
こういったニュースが、たくさん見つかるはずです。
その高校名を、ぜひチェックしてください。
大学がこうしてパートナー高校を作る動きは、
一種の囲い込みとも言えます。
僕はこれを、「準付属校」と呼んでいます。
正式な付属高校であれば、一定の成績を取ればエスカレーターで大学に進学できますよね。
経営が別でも、高大連携協定を結ぶことで、指定校推薦枠が多く設定されるケースは非常に多いです。
「この高校は、〇〇大学と高大連携を結んでいる」
そう分かれば、指定校推薦枠が期待できると予想できます。
実際に、先輩たちの進学実績を見れば、
どの大学に多く進学しているかは数字で分かるはずです。
もちろん、高大連携の指定校推薦だけが進学ルートではありません。
一般選抜や、その他の推薦入試も含めて高校生活は進んでいきます。
ただ、選択肢が増えるという点では、大きなチャンスです。
大学側が、連携校の生徒を大量に不合格にすることは、現実的にはあまりありません。
中高一貫校や大学付属校だけを考えると、
どうしても難易度が高くなりがちです。
実は、公立高校でも高大連携校・パイロット校のような形で、
大学と強いパートナー関係を持っている学校は数多くあります。
「この大学に行かせたい」ではなく、
「この大学に近づける高校はどこか」
そう考える高校選びも、1つの立派な戦略です。
高大連携協定校という視点を持つことで、
進学の可能性は大きく広がります。
ぜひ参考にしてみてください。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
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