皆さんこんにちは。
本日は「自分の子どもをどんな大学に通わせたいか」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が本音でお話しします。
私には息子が2人いますが、まだ小学生です。
今の段階で東大へ行け、医学部へ行けというつもりは全くありません。
目先の中学受験に縛られるよりも、「親子で楽しく過ごす時間」を大切にしたいと思っています。
私は地方でのんびり育ち、中学受験もしていませんでした。
だからこそ、自分の子ども達にも小学生のうちは無理に勉強を詰め込ませたくないという気持ちがあります。
キャンプや旅行など、親子での経験をしっかり積んでほしい。
もちろん、高校受験では戦略が必要な時代が来るとは思っています。
私は日本の大学すべてのキャンパスを見学し、海外19か国100大学を訪れました。
その経験から、子ども達にも「大学の学問そのものの面白さ」に触れてほしいと考えています。
たとえば、東京大学の学園祭、大阪大学のいちょう祭、美術大学、医科大学の公開イベント…。
一般に開放されている催しに連れて行き、大学の研究の楽しさを体験させたいのです。
うちの子どもは電車や飛行機、自動車が好きなので、
機械工学・電気電子工学の研究室など、本物の現場を見せたいと思っています。
例えば東北大学のスーパーコンピュータ、ロボット、航空機の実験室…。
大学の先生や大学院生と話すことで、「大学ってこういう場所なんだ!」という刺激を与えられます。
テストの点数だけで“名門中学・名門高校へ行け”と言われても、小学生には響きません。 まずは“学問のワクワク”を知ってほしいのです。
私は「下から積み上げる」進路指導ではなく、
“上から逆算する”進路指導を子どもにしたいと考えています。
例えば──
「新幹線を作りたい → 機械工学のこの研究室」
「宇宙工学をやりたい → この大学のこの研究科」
というように、まず“やりたいこと”を見つけてから、
必要な高校・学部へ逆算して進路を選ぶというやり方です。
もし中高一貫校に進むなら、偏差値だけで学校を選ぶのではなく、
総合型選抜・学校推薦型に理解のある高校を選びたいと思っています。
本人が興味を持ったテーマを、中1〜高3の6年間かけて探究し、 その成果を総合型や学校推薦型で大学にぶつける。 これは大きな武器になります。
子どもの大学進学で、私ができる最大の支援は2つ。
そして保護者の皆さんにもお願いがあります。 「いい学校へ行け」だけではなく、一緒に学問を楽しんでほしいのです。
経営学って面白いね、工学って面白いね、 ――そんな会話をしながら、お子さんと進路を考える時間をぜひ作ってください。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
総合型・学校推薦型・一般入試の大学情報はこちらから確認できます↓
【総合型・学校推薦型の大学一覧】
【一般入試の大学一覧】
いかがでしたでしょうか。多くの受験生が、大学受験をする際に様々なことで悩みを抱えています。
メガスタ高校生では、受験生の悩みをLINE、電話でもご相談いただけます。
一人で悩まずに、大学受験のプロにお気軽にご相談ください。