皆さんこんにちは。
本日は「大学って突然見学に行っていいんですか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
これは高校生から本当によく受ける質問です。
高校は部外者が突然入ることはほぼありませんよね。
一方で大学は、高校ほど厳格なセキュリティではないケースも多いです。
多くの大学では正門に警備員さんがいて、一定のセキュリティは確保されています。
ただし高校と比べると、キャンパス内を歩くこと自体は比較的自由です。
特に国立大学はキャンパスが広く、公園のような雰囲気のところもあり、犬の散歩をしている人がいることもあります。
ただし注意点もあります。
いきなり校舎に入って授業を見学するのは、大学側もあまり歓迎しません。
キャンパスを歩く、学食を見るといった程度であれば問題ない大学が多いですが、
図書館は学生証がないと入れない大学も増えています。
一部の女子大学などでは、事前にアポイントを取らないと入れない大学もあります。
ですので、自分の志望校がどのタイプかは、事前に必ず調べておきましょう。
志望校は、できるだけ受験前に一度は見学しておくことをおすすめします。
大学見学といえば、オープンキャンパスや学園祭を思い浮かべる人が多いですよね。
もちろんそれも良いですが、それ以外にも方法はあります。
例えば、著名人の講演会・シンポジウム、進学相談会などは、大学のホームページで頻繁に案内されています。
オンライン開催のものも多く、自宅から参加できるケースもあります。
さらにおすすめなのが、高大連携プログラムです。
高校生が大学のキャンパスに行き、実際に研究を行う制度です。
例えば東京大学には、高校生が東大教授の指導を受けて研究できるプログラムがあります。
選ばれれば、研究室の利用、活動費、交通費、宿泊費まで全額支給されるケースもあります。
こうしたプログラムでは、「地球の危機を救うアイデア」のようなテーマで募集が行われます。
環境、医療、経済など分野はさまざまです。
書類選考、オンライン面接を経て選ばれると、大学の研究室で本格的な研究ができます。
大学によっては中学生から参加できるものもあります。
東京大学だけでなく、大阪大学、東北大学、九州大学、北海道大学、金沢大学など、
多くの大学が高校生向け研究プログラムを実施しています。
探究活動で本気の研究テーマを持っている人は、ぜひ挑戦してほしいです。
これはオープンキャンパスとは全く違う、大きなチャンスになります。
大学は、ふらっと見学に行くこともできます。
ただし本当におすすめなのは、大学と深く関われるプログラムに参加することです。
オープンキャンパス、学園祭、講演会、シンポジウム、
そして高大連携の研究プログラム。
これらの機会を、ぜひ逃さないでください。
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