関西の受験生にどうしても行ってほしい学園祭！！

皆さんこんにちは。
大学受験アドバイザー山内太地です。

今回は、「関西の受験生にどうしても行ってほしい学園祭」についてお話しします。結論から言います。それは大阪大学の「いちょう祭」です。

🎌 大阪大学いちょう祭は“研究公開”が別格

学園祭と聞くと、たこ焼きやバンド、模擬店のイメージが強いと思いますが、大阪大学のいちょう祭はレベルが違います。

最大の特徴は、世界トップレベルの理系研究施設が本気で一般公開されるという点です。しかも開催時期はゴールデンウィーク、5月上旬です。

ホームページの更新がやや遅めで、詳しい情報は4月中旬以降に出ることが多いですが、それでも絶対に行く価値があります。

🚌 豊中キャンパスと吹田キャンパスの同時開催

いちょう祭は、豊中キャンパスと吹田キャンパスの2拠点同時開催です。しかも両キャンパス間は無料のシャトルバスで移動可能です。

まず私が強くおすすめしたいのは、吹田キャンパスの研究公開です。

• 蛋白質研究の世界的拠点
• 生命科学・微生物病研究所
• 産業科学研究所
• スーパーコンピュータ
• 粒子加速器（サイクロトロン）
• レーザー科学研究所
• 薬学部・薬剤師体験
• 超電子顕微鏡センター

これらが一斉に公開され、教授や大学院生から直接説明を受けられるという、とんでもないイベントです。

🔬 豊中キャンパスも研究体験が充実

豊中キャンパスでは、次のような研究が公開されます。

• 基礎工学研究科
• 理学研究科
• 量子コンピューター
• 人文学研究
• 大型ヘリウム液化装置
• 放射線計測
• 感染症総合研究拠点

特に理系受験生にとっては、「大学の研究とは何か」を一気に理解できる最高の教材になります。

🚀 阪大に入れなくても、阪大で研究できる

ここが一番大切なポイントです。

「大阪大学は難しすぎて無理」と思っている人も多いと思います。でも、大阪大学には“高校生が研究できる公式プログラム”があります。

それが「大阪大学SEEDS（シーズ）プログラム」です。

• 中高生が対象
• 毎年5月締切
• 半年間・月1回通学
• 教授の指導で自主研究
• 参加費無料（交通費のみ自己負担）

つまり、阪大に合格しなくても、阪大で研究はできるということです。

🎯 進学先が阪大でなくても意味がある

大阪大学を見学し、研究に刺激を受けた上で、関西大学・近畿大学・大阪工業大学などを目指す――それで全く問題ありません。

学問はまず、最先端を見ておく。そこから自分の進路の現実的な位置を決める。この順番が何よりも大切です。

将来、大学院で阪大に戻る可能性だってあります。

✅ 結論：関西の理系受験生は全員いちょう祭へ

大阪大学は誰でも入れる大学ではありません。でも、大阪大学に触れることは誰にでも可能です。

特に理系志望の受験生にとって、人生の進路観が変わる可能性すらあるイベントです。

毎年ゴールデンウィークはいちょう祭。
これは関西受験生の“絶対ルール”だと思っておいてください。

ぜひ、実際に足を運んでください。あなたの人生が一段階アップデートされるはずです。

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