皆さんこんにちは。
本日は「なんとなく医療系に行きたい人がまず考えるべきこと」について、
大学受験アドバイザー山内太地が解説します。
最近よくある質問の一つが、
「なんとなく医療系に行きたいけれど、情報が多すぎて分からない」というものです。
しかし、これは最も危険なスタートラインです。
「人の役に立ちたい」「命を救いたい」という思い自体は素晴らしいのですが、
“なんとなく医療系” という曖昧さでは職業に辿り着けません。
例えば医学部に入り、医師になるためには強い覚悟と努力が必要です。
「なんとなく医療系」では到底太刀打ちできません。
多くの人は現実的に医学部は厳しいと分かっています。
では看護? もちろん看護師は素晴らしい職業です。
しかし、「とりあえず医療っぽいから看護」という選び方では、自分が本当にやりたいことに辿り着けません。
医療分野には以下のように、非常に多くの専門職があります。
まずは「自分は何になりたいのか」を真剣に考えることが最優先です。
医療系は国家資格が多く、学部・学科選びを誤ると職業に直結しなくなります。
医療分野では、大学の評価やレベルが比較的はっきりしています。
■ 国公立医学部
難易度が非常に高く、序列も存在します。
■ 私立の名門医学部
北里大学・順天堂大学・昭和大学など、医療系に強い大学があります。
「とりあえず医療系に行きたい」という段階では、正しい大学の比較もできません。
まずは学問・職業・大学の特色をしっかり調べることが重要です。
STEP1:自分がどんな医療職を目指すのか決める
医師なのか、看護師なのか、リハビリ職なのか、検査なのか。
STEP2:その職業へのルート(学部・学科・資格)を理解する
国家資格が必要か、どの大学に設置されているか。
STEP3:その分野で評価の高い大学を調べる
難易度・研究内容・実習体制などを比較する。
ここまで調べれば、「情報が多すぎてわからない」とはならなくなります。
自然と志望校は絞り込まれてきます。
医療への道は厳しいですが、その分やりがいがあります。
本気で向き合い、調べ、考え抜くことで道は必ず開けます。
ぜひ焦らず、自分の将来と真剣に向き合ってみてください。
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