皆さんこんにちは。
本日は「鳩山の東京電機大学(東京電機大学 理工学部)は本当にいいのか?」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
結論から言います。
鳩山の東京電機大学、かなり“アリ”です。
東京電機大学というと、北千住駅前の新しくてきれいなキャンパスのイメージが強いですよね。
実際、多くの学部は北千住に集まっています。
ただし、理工学部だけは埼玉県鳩山町にあります。
ここが今回のポイントです。
まず立地から。
鳩山キャンパスは、池袋から東武東上線の急行で約1時間。
最寄り駅は高坂で、正直アクセスが良いとは言えません。
ですが、その分郊外の広い敷地を活かした研究・実験環境が整っています。
ここが鳩山キャンパス最大の強みです。
北千住の本部は、基本的に工学部中心です。
一方で鳩山は理工学部。
つまり、工学だけでなく理学系の研究がしっかりできるのが特徴です。
理工学部は1学科ですが、中で複数の「学系」に分かれています。
まず理学系。
数学・物理学・化学・数理情報学の4コースがあります。
これは私立大学では本当に貴重で、
純粋な数学・物理・化学の基礎研究ができる環境です。
「応用よりも基礎をやりたい」という人には、かなりおすすめです。
次に生命科学系。
分子生命科学、環境生命工学の2コースがあります。
理工学部ならではの特徴として、
理学と工学を横断した生命科学が学べます。
ここも鳩山キャンパスの強みです。
受験生に人気の情報系。
それをやるなら情報システムデザイン学系が一番良いでしょう。
ソフトウェア、情報システム、知能情報デザインに加え、
アミューズメントデザインという分野があります。
これはゲームやコンテンツ制作を学べる分野です。
ゲームを本格的に学べる大学は少ないので、ここは明確な魅力です。
機械工学系は、王道の機械工学。
電子情報生体医工学系では、
電気・電子・情報+医療を学べます。
医療機器、人工臓器、再生医療、福祉機器などに関心がある人向けです。
さらに建築都市環境学系。
建築と土木の両方があり、土木がやりたい人は鳩山一択です。
理学、生命科学、情報、機械、電子医工、建築土木まで、
理工系の勉強はほぼ何でもできます。
交通の便は正直よくありません。
しかしその分、研究・実験環境は非常に充実しています。
北千住が有名ですが、
鳩山の理工学部も就職は同じ扱いです。
理工系志望の方は、ぜひ志望校の候補に入れて検討してみてください。
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