皆さんこんにちは。
大学受験アドバイザー山内太地です。
今回は、「春・夏の学園祭に行こう」というテーマでお話しします。
学園祭といえば「秋」のイメージが強いと思いますが、実は日本を代表する大学は春や夏にも学園祭・研究公開を行っています。受験生こそ、ぜひ見学に行ってください。
東大といえば11月の「駒場祭」が有名ですが、同じくらい規模が大きいのが「5月祭」です。
毎年5月中旬の土日に、赤門で有名な本郷キャンパスで開催されます。理学部・工学部・農学部・医学部・薬学部・教育学部などが研究や実験を公開し、実際に研究室を見学したり、体験型の実験に参加できることもあります。
理系志望の受験生にとっては、「大学で何を学ぶのか」を肌で感じられる最高のイベントです。
北海道大学の学園祭「北大祭」は、毎年6月最初の土日を中心に開催されます。
平日も実施されていますが、高校生が行きやすいのは土日です。道内の受験生はもちろん、旅行を兼ねて見学する価値のある規模です。研究展示だけでなく、学生による出店やイベントも充実しています。
名古屋大学の学園祭「名大祭」も、北大と同じ6月最初の土日頃に行われます。
理工系の研究・実験イベントも実施され、運がよければ図書館見学などもできることがあります。単なるお祭りではなく、「学問の現場」を体感できる貴重な機会です。
大阪大学の「いちょう祭」は、ゴールデンウィーク前後(5月初旬)に開催されます。
豊中キャンパス・吹田キャンパスの両方で行われ、特に理系の研究公開は圧倒的な規模です。研究展示+学生による屋台やバンド演奏など、学園祭らしさも満載です。
実は東京大学は、5月祭とは別に、6月にも大規模な研究所一般公開を行っています。
これは「駒場リサーチキャンパス公開」と呼ばれ、東京大学生産技術研究所・先端科学技術研究センターなどの最先端研究施設が一般公開されます。
教授や大学院生から直接説明を受けられることもあり、1日では見切れないほどの規模です。中高生向けの講演や体験イベントも多数あります。
春・夏に学園祭や新入生歓迎イベントを行っている大学は、他にもあります。
志望校を「偏差値」だけで決めるのはもったいないです。実際に足を運び、その大学の空気・学生の雰囲気・研究内容を見て、進学意欲を高めてください。
秋の学園祭だけでなく、春・夏こそ“研究の本気”が見られるチャンスです。
大学は「入ってから何を学ぶか」がすべてです。だからこそ、実際に見て、聞いて、感じて、志望校を決めてください。
ぜひこの春・夏、学園祭や研究公開に足を運んで、受験へのモチベーションを一段引き上げましょう。
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