皆さんこんにちは。
本日は「入れそうな大学を選ぶことの恐ろしさ」について、
大学受験アドバイザー山内太地が解説します。
最近の高校生は、いわゆる難関大にチャレンジしない傾向が強まっています。
推薦で年内に進路を決めたい人が増えていることもあり、
“絶対落ちない大学”だけを受けて進学するケースが急増しています。
しかしこれは、将来を考えると非常に危険な判断です。
理由はただ一つ。 これから大学が大きく減っていくからです。
今の高校生は1学年約106万人いますが、 2024年1〜3月に生まれた赤ちゃんはわずか17万人。 単純計算で1学年約68万人規模の時代が来ます。 これは、現在の高校生より30〜40万人も少ない世代です。
大学に入る人数自体が激減するため、 今は普通に存在している大学でも20年後には残っていない可能性があります。
短期大学は続々と閉校し、 4年制大学でも募集停止→閉校が出始めています。
もちろん、経営が極端に厳しい大学のみですが、 これからは“普通レベルの大学”にもその波が及ぶと考えられます。
今のあなたが「入れそうだから」と選んだ大学が、 20年後には存在しない可能性すらあるのです。
「大学がなくなったのは可哀想…」 と思うかもしれませんが、現実は違います。
入学先を選ぶのはあなた自身だからです。
地方の小中学校とは違い、大学は自分で選択します。
入れそうだから選んだ大学がなくなっても、誰も同情してくれません。
少子化が続けば、
今はそれなりに難易度が高い私立大学でも全入化していく可能性があります。
受験産業も、大学も、教育業界全体がその影響を受けます。
だからこそ、 「今入りやすい大学」は将来さらに価値が下がる可能性が高く、 “入りたい大学に挑戦する姿勢”がますます重要になります。
大学選びは、あなたの努力や姿勢が試される最初の大きな選択です。
少子化で受験が楽になる時代でも、 自分のベストを尽くして入りたい大学を目指すこと。 そこに向けて努力を続ける習慣が、 10年・20年後に必ずあなたの力になります。
入れそうな大学ではなく、入りたい大学へ。
その選択があなたの未来を守ります。
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