皆さんこんにちは。
本日は「大学・学部・学科の情報はどうやって探せばいいのか」というテーマについて、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
「大学や学部・学科の情報を、どう探せばいいのか分からない」
そう悩んでいる高校生は、実はとても多いです。
世の中には大学も学部も学科もたくさんあります。
だからこそ、なんとなく「みんな行くから大学に行く」「推薦で入りやすそうだからここにする」という選び方だと、あとで迷子になります。
大学選びで一番大事なのは、好奇心です。
ネットで検索するときも、
「これってどういうことだろう?」「なんでこうなるんだろう?」という興味や疑問がなければ、テーマ自体が決まりません。
まずは、自分が興味・関心を持てる学問は何かを探してほしい。
そこから、自分に合った学部・学科が見えてきます。
具体的な方法としておすすめなのが、大学教員の学位や研究内容を見ることです。
「こんな研究をしている先生がいるんだ」
「これ、ちょっとやってみたいかも」
そう思えたら、それは立派な学問的興味です。
大学選びは、“先生で選ぶ”という視点もアリなんです。
例として、早稲田大学 文化構想学部を見てみましょう。
文化構想学部は、学科やコース名だけを見ると、
「一体、何を勉強する学部なの?」と分かりにくいですよね。
多元文化論、複合文化論、表象・メディア論、文芸・ジャーナリズム論、現代人間論、社会構築論…。
名前だけでは内容が想像しにくい典型例です。
こういう場合は、さらに1段階、細かく見るのがコツです。
例えば複合文化論系なら、言語学・文化人類学・民族学・美術・デザイン・哲学・サブカルチャーなど、
実は伝統的な学問分野をベースにしています。
教員一人ひとりの研究テーマを見ると、
「結局これ、哲学だよね」「社会学だよね」と分かってくることも多い。
「この学部じゃないとできないの?」と考えてみてください。
例えば、表象・メディア論系で扱うテーマは、
社会学部や芸術学部など、他大学の伝統的学部でも学べる場合があります。
そうすると、
「この大学だけじゃなく、ここも併願できそうだな」
というふうに、進学先の選択肢が自然と広がっていきます。
まとめると、大学・学部・学科の情報は次の順で探してください。
① 好奇心・興味関心
② 教員の研究内容
③ 学べる学問分野
④ 他大学・併願校
こうやって探していくと、
一つの大学だけでなく、同じ学問を学べる複数の大学が見えてきます。
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