皆さんこんにちは。
大学受験アドバイザー山内太地です。
本日は、「付属高校出身者が群れていてムカつきます」という、新入生からよくあるご相談についてお話しします。
まず最初にハッキリ言います。ムカついているあなたの認識はズレています。
あなたはおそらく、地方から出てきた人、もしくは付属高校ではない一般入試組の「転校生ポジション」です。一方で、すでに群れている付属高校出身者は、その学校における「内部進学組」というだけです。
これは敵でも何でもなく、最初からコミュニティを持って入学してきた人たちというだけなんです。
付属高校出身者がすでに仲良くしているのは、当然です。彼らはすでにネットワークを持っています。
そのネットワークの中には、
といった、大学生活を有利に進める情報がすべて詰まっています。
あなたがムカついて距離を取れば、その資産をみすみす捨てているのと同じです。
もしあなたがこのまま、「あいつらムカつく」「どうせ付属だし」と言い続けていたら、何が起きるか。
その付属出身者たちは、人脈を武器にいい会社に就職していきます。
そのときあなたは、
「またあいつらか…」
と言う側になります。
それで本当に納得できますか?
大学には、高校のような固定のクラス・固定の席は存在しません。
つまり、人間関係も、居場所も、すべて自分で作る場所なんです。
特に地方出身者が東京に来た場合、最初の人間関係はまさに「砂漠」のような状態です。待っていても、居場所はできません。
だからこそ、付属出身者を敵視している場合ではありません。
あなたがやるべきことは、たった一つです。
その群れの中に、あなた自身が入ることです。
何かきっかけを作って話しかける。サークル、授業、ゼミ、バイト。入口はいくらでもあります。
付属出身者も、いずれはサークル・学部・活動が分かれて、必ずバラバラになります。今だけ群れているだけです。
「付属高校出身者が群れていてムカつく」
この感情のままでいると、あなたは確実に大学でも、社会でも損をし続けます。
大学という場所は、どれだけ多様な人間関係を築けたかで、4年間の価値が決まります。
敵を作るのではなく、味方を増やしてください。それが、大学で一番賢い生き方です。
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