皆さんこんにちは。
大学受験アドバイザー山内太地です。
本日は、「工学部志望だけど、女子が少なくて不安です」という、とてもよくいただくご相談についてお話しします。
正直、「男子ばかりの環境に入るのは嫌だ」という気持ち、すごくよく分かります。
実際、工学部・理工系学部を志望する女子の多くが、「行ったら男子だらけなんですよね…」と不安を口にします。
ですが、ここで一つ大事な視点があります。
あなたが工学部に入ることで、その学部の女子比率は確実に「上がります」。
「女子が少ないから嫌だ」と思っていた人を、あなた自身が“救う立場”になる可能性だってあるんです。
実際に、理工系に進学した女子同士で「だよね」「分かるよ」と励まし合いながら、仲間として支え合っているケースは本当にたくさんあります。
今、理工系学部の女子比率は確実に上昇しています。
例えば、芝浦工業大学は2024年度の女子比率が26.6%まで伸びました。徹底的に女子受験生向けのPRを続けた結果です。
さらに、かつては男子ばかりだった早稲田・明治・法政といった大学も、今では女子が4割前後を占める学部が当たり前になりました。
昔は「男子ばっかりで嫌だ」と思っていた女子たちが、自分たちの力で比率を変えてきたのです。
あなたは、環境に合わせる側ではなく、環境を変える側の人間です。
「女子が少ないから行かない」のではなく、「自分が入って女子を増やす」という選択ができる人です。
それは、革命です。
確かに大変なことはあるかもしれません。でも、あなたの一歩が、後に続く女子たちの道を確実に広げていきます。
女子が多いからといって、看護学部・英米文学・管理栄養士に進むのも、もちろん素晴らしい進路です。
ですが、あなたが本当にやりたいのは「工学」なんですよね。
それなら、行くしかありません。
「女子が少ないからやめる」理由で夢を変えるのは、あまりにももったいない選択です。
ヘレン・ケラー、キュリー夫人、マザー・テレサ…。
女性だからこそ、道を切り開いてきた人たちは、歴史上に数えきれないほど存在します。
そして今は、「女性だからチャンスがない時代」では完全になくなっています。
実際、日本航空(JAL)の社長も女性です。
正直に言えば、本当に大変なのは大学より「就職してから」です。
エンジニアの世界は、今でも男性中心の部分が残っています。
だからこそ、それを変えられるのは「あなた」なんです。
あなたが工学部に進み、エンジニアになり、現場で成果を出すことで、確実に日本の景色は変わっていきます。
女子が少ないから工学部に行きたくない…その気持ちはよく分かります。
それでも私は、あなたに工学部へ行ってほしい。
あなたが入ることで、世界は確実に少しだけ変わるからです。
こんなチャンス、人生でそう何度も巡ってくるものではありません。
ぜひ、勇気を持って一歩踏み出してください。応援しています。
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