皆さんこんにちは。
本日は「あなたはなぜ大学に行くのか?高校の先生と大学の先生の違い」について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
最初にお伝えしておきますが、どちらが偉いという話ではありません。
高校までの先生と、大学の先生は役割が根本的に違うというお話です。
高校生の皆さんは、普段授業で何を学んでいるでしょうか。
実は多くの場合、それはすでに誰かが解き明かした「正解」です。
有名な学者が発見した法則、作家が書いた作品、歴史上の偉人の功績。
一般選抜の入試問題も含め、受験の世界には基本的に「正解」があります。
数学・英語・理科・社会、どの教科も答えが用意されている問題を解く世界です。
一方で大学の先生は、正解のない問題を扱っています。
大学の先生は教育者であると同時に、研究者です。
研究者とは、人類がまだ解けていない問いに挑む人です。
医学であれば、病気や怪我をどう治すか。
ノーベル賞の研究も、すべて正解のなかった問いへの挑戦です。
大学に行く最大のメリットは、
正解のない問いに挑んでいる先生から学べることです。
この価値は計り知れません。
なぜなら、皆さんが社会に出ると、正解のない問題ばかりに直面するからです。
理系であれば、研究所やメーカーで新しい装置や薬、車、食品を開発します。
「どうすればもっと安全にできるか」「どうすればもっと良くなるか」
そこに正解はありません。
文系でも同じです。
会社の売上が下がった、ライバルに負けそう、世界情勢が変わった。
どうすれば解決するかに、答えは用意されていません。
だからこそ今、高校生の皆さんは探究をしています。
探究には正解がありません。
街おこし、自然現象、昆虫、国際政治、貧困や格差。
これらは大学の先生でさえ、まだ答えを持っていないテーマです。
重要なのは、「なぜこうなるのだろう?」と興味を持つことです。
もし、高校までの「正解がある受験の世界」に物足りなさを感じているなら、
大学に行けば嫌というほど正解のない問いに挑めます。
しかもそれは、自分が本当にやりたい学問です。
歴史が好きなら歴史を、
生物が好きなら昆虫や植物を、とことん追究できます。
今、目の前の勉強が辛い・苦しいと感じる時期かもしれません。
でも大学に入ったら、必ず学びは楽しくなります。
その未来を思い描きながら、
それぞれの目標に向かって、ぜひ頑張ってください。
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