皆さんこんにちは。
本日は「文学部は社会の役に立たないのか?」という疑問について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
「文学や歴史、哲学なんて勉強しても意味がない」
そんな言い方をする人、いますよね。
でも私はそうは思いません。
文学の力で、社会の課題を解決することは可能です。
看護師や建築士のように、
資格や職業に直結する学問だけが価値あるものだとは思いません。
宗教、哲学、歴史、文学。
これらはすべて、人類がどう生きるかを考え続けてきた学問です。
優れた文学作品や思想が、人の価値観を変え、
結果として社会を動かしてきたことは歴史が証明しています。
今日紹介したいのが、
「文学の力で社会の課題を解決する」という考え方です。
大学は4年間だけではありません。
大学院の修士課程・博士課程まで進むことで、
学びはさらに深まります。
文学研究と聞くと、
過去の作品や思想をひたすら研究するイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし実際には、
現代社会が直面する問題に向き合う文学研究も存在します。
平和、ジェンダー、セクシュアリティ、サステナビリティ。
こうしたテーマに興味を持つ高校生は、今とても多いです。
ただし、これらは一つの学問分野だけでは扱いきれないテーマです。
だからこそ、学部段階では
心理学・歴史学・文学といった伝統的な学問で土台を作る。
その上で、大学院から学際的に社会課題へ取り組む。
この構造は非常に理にかなっています。
社会学部や文学部に入学した学生の中には、
「社会問題を解決したかった」と感じていた人も多いはずです。
しかし実際には、
伝統的な学問を淡々と学ぶ場であることも少なくありません。
それ自体は尊いことです。
ただ、若い世代の強い問題意識を
十分に受け止めきれていないケースもある。
だからこそ、大学院で本格的に
社会の課題に向き合う学びが用意されているのです。
学部は必ずしも最難関大学である必要はありません。
大切なのは、大学院で何を研究するかです。
学部で身につけた基礎と、
高校生の頃から持っていた問題意識。
それらを大学院で学際的に統合することで、
ようやく自分のテーマとして結実します。
社会を良くしたい、困っている人を助けたい。
その思いを具体的な研究として形にする場が大学院です。
文学は過去を学ぶだけの学問ではありません。
現代と未来に向き合うための知的武器です。
ただし、答えを出すのは大学でも教員でもありません。
研究者はあなた自身です。
自分が本気で向き合いたい社会の課題。
それを形にする道として、大学院という選択肢もぜひ調べてみてください。
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