皆さんこんにちは。
大学受験アドバイザー山内太地です。
本日は、「亜細亜大学 vs 東京経済大学」というテーマでお話しします。
ただし、どちらが上か・下かという話をするつもりはありません。今日は「入試方式の使い方」に絞って解説します。
まず大前提として、この2校はかなり似ています。
どちらも、経済・経営・法学といった社会科学系が中心の大学です。
東京経済大学は戦前から続く伝統校、一方の亜細亜大学も就職支援に非常に力を入れている大学です。
おそらく、日東駒専〜大東亜帝国あたりを検討している首都圏の受験生が、この2校で迷うケースが多いと思います。
結論としては、好きな方へ行けばいいです。
両方オープンキャンパスに行って、自分の感覚で決めてください。
ここからが今日の本題です。
重要なのは、両大学とも「ベスト2科目判定」があるという点です。
一般的にこのレベル帯の大学は、英語・国語・選択(地歴公民・数学)の3教科受験が基本です。
しかし、亜細亜大学も東京経済大学も、3教科を受けた上で“高得点の2科目だけ”で合否判定してくれる方式を用意しています。
亜細亜大学では、一般入試・学科別3教科型ベスト2方式という方式が新たに実施されています。
英語・国語・日本史探究・世界史探究・政治経済・数学などから受験し、その中の得点の高い2科目だけで合否判定されます。
※この方式は経営学部以外で実施されます。
東京経済大学も同様に、英語・国語・選択の3教科受験+ベスト2判定を行っています。
つまり、3科目すべて完璧でなくても、2科目でしっかり得点できれば勝負できる入試方式です。
さらに、英語が得意な人向けに英語外部検定利用型の入試も用意されています。
ここはかなり重要なポイントです。
現在、亜細亜大学は一般選抜入学者が約45%、
東京経済大学は一般選抜入学者が約47%です。
つまり、すでに「一般入試だけで入る人が多数派の時代ではない」ということです。
年内入試(総合型・学校推薦型)で決まる人が、すでに半数以上います。
この動画を見ているあなたは、おそらく一般3教科で年明け2月まで戦うつもりの人だと思います。
それはとても立派です。ぜひ最後まで走り切ってください。
そしてもし、得意科目と苦手科目の差が大きいタイプなら、今回紹介した
「2科目判定方式」は合格に一気に近づく武器になります。
亜細亜大学と東京経済大学、どちらが上か下かではありません。
大事なのは、あなたの得意科目を最大限に活かせる入試方式を選んでいるかです。
同じ実力でも、方式の選び方ひとつで合否は逆転します。
ぜひ、大学名だけで判断せず、入試方式まで含めて戦略的に受験校を決めてください。
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