皆さんこんにちは。
本日は「国際公務員になるのにおすすめの大学はありますか?」という質問について、
大学受験アドバイザー山内 太地が解説します。
高校生の方から、「私は国際公務員に本気でなりたいと思っています。おすすめの大学はありますか?」という質問をいただきました。
まず最初に言っておきますが、「どこでもいい」というわけではありません。
とても重要なことを言います。
国際公務員は学部では決まりません。
というより、大学を4年で卒業しただけでは、
国際公務員になることはできません。
必ず大学院に進学し、高度な専門性を身につける必要があります。
つまり、見るべきは学部ではなく、
どの大学院で、どんな専門を身につけるかです。
一般的に、国際公務員を目指すルートとして名前が挙がるのは、
東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東京外国語大学、
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などです。
ただし、「この学部でなければならない」という決まりはありません。
一方で、文学・体育・社会学などの職業専門性につながりにくい人文系は、やや不利になりやすいのが現実です。
おすすめされやすい分野は、
経済学、国際関係、地域研究、開発経済学、
あるいは理工系などの専門分野です。
上智大学には、学部を問わず参加できる国際公務員養成コースがあります。
このような仕組みを活用するのも一つの手です。
また、国際的な教育環境という意味では、
ICU(国際基督教大学)も選択肢になります。
関西では、神戸大学大学院国際協力研究科に
国際公務員養成プログラムがありますし、
関西学院大学にも同様の仕組みがあります。
ただし、プログラムがある=なれるではありません。
実際に国際公務員になるには、
外務省の派遣制度であるJPO試験に合格する必要があります。
これは外務省国際機関人事センターが実施している制度で、
応募には指定された専門分野の大学院修了が前提条件になります。
つまり、やはり結論は大学院なのです。
かつて国連難民高等弁務官を務め、
JICAの理事長でもあった緒方貞子さんは、
実は聖心女子大学の英米文学科出身です。
しかし、それだけでは国際公務員にはなれません。
その後、ジョージタウン大学、カリフォルニア大学バークレー校で学び、
政治学の専門家として博士号を取得しています。
つまり、緒方さんはまず学問の専門家になったのです。
国際公務員になりたい、国連で働きたい、JICAで働きたい。
その前に、あなたは何の専門家なのかを考えてください。
医療、農業、経済、政治、開発、環境、水資源…。
世界には困っている分野が山ほどあります。
「かっこいいから国際公務員になりたい」という理由だけでは、
世界では役に立ちません。
まずは何か一つ、世界で通用する専門性を身につける。
それが、国際公務員への最短かつ唯一の道です。
日本を代表する大学に進学し、
できれば大学院はアメリカなど海外で専門性を高める。
あるいは、日本でも実績のある大学院で徹底的に研究する。
その上で、国際公務員になるかどうかをもう一度考えればいいと思います。
正直に言って、非常に厳しい道です。
でも、あなたが本気だと言うので、こちらも本気で答えました。
ぜひ、頑張ってください。
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