総合型選抜、推薦で
東京大学に
合格するための
入試傾向・対策

東京大学は、1877年に創立された日本最初の国立大学で、国内外の様々な分野で指導的役割を果たす「世界的視野をもった市民的エリート」を育成することが、社会から負託された自らの使命としています。

理念にもあるように、「世界的視野をもった市民的エリート」の育成を目標としている東京大学では、
志望者に高等学校における高い基礎学力として成績上位者であることが求められます。

さらに、各学部への高い研究意欲や知見が必要とされます。
東京大学の推薦入試の合格者は、合格した学部で優秀な成績を納め、高い研究意欲が認められれば、前期課程で後期課程の授業を受けたり、後期課程で大学院の授業を受けることができます。
これは事実上、「飛び級」が可能になっているということです。
このことから、優秀さや研究意欲の高さを重要視していることが分かります。

つまり、推薦入試では、「志望学部で何を学びたいか」という考えが重要視され、大学で学びたい学問が明確な人ほど合格しやすいです。

もちろん、そうした情熱を最初から持っていない人でも、専門的な準備をしたり、学問領域についての理解を深めたりすれば、合格の可能性は大幅に高まります。
また、成績のみならず学外においてもコンクールでの入賞や、執筆した論文の提出、社会貢献活動の実績など、志望学部に応じた卓越した能力も求められます。