皆さんこんにちは。
今日は法政大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の解説をしていきます。
今回は、いわゆるGMARCHの一角である法政大学について、
総合型選抜・学校推薦型選抜のポイントを解説していきます。
法政大学は、受験業界では「MARCH最後の砦」と呼ばれることもある人気校です。 元々は法律学校としてスタートしており、中央大学・明治大学と同じく法律・政治に強い系統の大学です。
首都圏の難関私立大学の中でも屈指の人気を誇り、 「ここまでは入りたい」という、ある程度学力の高い層の憧れの大学というポジションにあります。
キャンパスは都心にあり、主な学部が一ヶ所に集まっているため、交通の便も良好です。 また、
など、学部・学科構成が非常に多様で個性的な大学でもあります。
法政大学の総合型選抜・学校推薦型選抜は、方式・学部・学科のバリエーションが非常に多いのが特徴です。 代表的なものを整理すると、次のようになります。
「グローバル体験公募」という括りで総合型選抜を実施しているのが、以下の学部です。
「グローバルな体験」や「海外への関心」などを軸にした特色ある入試です。
英語の外部試験を利用した自己推薦も行われています。
英語力に自信がある人にとっては、力をダイレクトに示しやすい方式です。
学部全体ではなく、学科単位で実施されている自己推薦もあります。
自分の「学びたい分野」がかなりハッキリしている人向けの入試です。
留学・国際経験・環境問題への関心などをアピールしやすい入試です。
現代福祉学部には、「まちづくりチャレンジ 自己推薦」という特色ある方式があります(10名)。 地域活動やまちづくりプロジェクトに関わってきた人には、非常に相性の良い入試です。
キャリアデザイン学部では、「キャリア体験 自己推薦」を実施しています(20名)。 アルバイト・ボランティア・部活動・探究活動など、自分の「キャリア」に繋がる経験をどう積んできたかを問われます。
グローバル教養学部では、英語資格のレベルによって出願基準が分かれています。
授業は原則英語・留学必須・超少人数という、非常にハードでやりがいのある学部です。
ここまで見ても分かるように、総合型・学校推薦型の方式がとても多彩です。
入試方式が多いと、 「めんどくさいし、もう一般だけでいいや…」 と思ってしまうかもしれません。
しかし、ここで大事なのは“全部を見ようとしないこと”です。
自分の志望学部・志望学科に関係する方式だけを見ること。 総合大学に入ったからといって、全分野を学べるわけではありません。
例えば、
というように、「これは自分の学びたい分野か?」という軸で絞ることが大事です。
法政大学は、一般選抜でかなり多くの合格者を出す大学でもあります。
つまり、「普通の高校生」なら、まずは一般で十分戦える大学です。
一方で、総合型・学校推薦型では、
といった「プラスアルファの個性」を持つ人に挑戦権がある入試になっています。
自分が「普通の受験生」なのか、「何か強いテーマを持った受験生」なのかを、まず正直に見極めることが大切です。
法政大学の総合型・学校推薦型では、ほとんどの場合、志望理由書や自己推薦書の提出が求められます。
多くの大学は「本学の志望理由を書きなさい」程度の大まかなお題しか出しませんが、 法政はかなり具体的なお題(=“はしご”)を出してくれるのが特徴です。
例えば:
このように、「何を書けばいいか」をかなり丁寧に示してくれる大学です。 同時に、そこから「どんな学生が欲しいか」も読み取ることができます。
こうした出題の背景には、「リーダーシップを持った学生を取りたい」という大学側の意図があります。
単に「点数が高い」だけでなく、
こうした“分野への熱量+リーダーシップ”を持つ学生を、
偶然ではなく「必然的に」集めたいという狙いが見えます。
部長や委員長の肩書きがあるかどうかだけではなく、
肩書きがなくてもリーダーシップを発揮してきた人も含めて、
「自分はこういう分野で周囲に良い影響を与えてきた」と語れる人には、非常に向いた入試です。
「この学部・この学科で、これを勉強したい!」 という気持ちが強い人にとっては、とても相性の良い入試です。
大学受験で志望校に合格したいという方へ。
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