こういったお悩みを抱えていると、大学受験に対して不安も大きいと思います。
このページでは、千葉大学に合格するために具体的にどうすればいいのか、大学受験で実績のある私たちから詳しくお伝えしていきます。ぜひ、参考にしてください。
千葉大学に合格するために、受験勉強をどのように進めていけばいいのか、2ステップに分けて、具体的にご紹介します。
千葉大学に偏差値が届いていない場合、やみくもに何から何まで勉強している時間はありません。
ですので、効率的に受験勉強を進めていく必要があります。
そのために、まずは志望学部の入試情報を確認し、必要科目や配点などを参考に、受験勉強の優先順位を決めましょう。
ご存じだと思いますが、大学入試では大学や学部によって科目、配点、出題範囲はバラバラです。
ですので、入試情報で配点が高い科目や出題範囲をしっかりと確認し、入試に重要なところから優先的に対策を進めていくことが合格への近道です。
反対に、入試情報を知らないまま受験勉強を進めてしまうと、配点の高い科目を後回しにしてしまったり、入試に出ない範囲の勉強に時間を使ってしまったりと、非効率な受験勉強をしてしまう可能性があります。
下記は、千葉大学の学部別の入試情報です。
千葉大学
学部別入試情報
出題範囲については従前通りで変更点はなし。
https://www.chiba-u.ac.jp/exam/covid-19hairyo.pdf
※前期のみ掲載 ※偏差値、大学入学共通テスト(旧センター試験)得点率は河合塾のデータを参照
学科 | 偏差値 |
国際教養 | 62.5 |
[一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
行動科学 | 60.0 |
歴史学 | 57.5 |
日本・ユーラシア文化 | 60.0 |
国際言語文化学 | 57.5 |
[行動科学/一般選抜・個別学力検査](550点満点)
[歴史学・日本ユーラシア文化・国際言語文化学/一般選抜・個別学力検査](550点~900点満点)
[行動科学/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[歴史学・日本ユーラシア文化・国際言語文化学/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
法政経 | 57.5 |
[一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
小学校 | 52.5 |
中学-国語科教育 | 55.0 |
中学-社会科教育 | 55.0 |
中学-数学科教育 | 57.5 |
中学-理科教育 | 55.0 |
中学-技術科教育 | 52.5 |
小中-音楽科教育 | 50.0 |
小中-音楽科教育B | 50.0 |
小中-図画工作・美術科教育 | 52.5 |
小中-保健体育科教育 | 50.0 |
小中-家庭科教育 | 52.5 |
英語教育 | 57.5 |
特別支援教育 | 52.5 |
乳幼児教育 | 52.5 |
養護教諭 | 50.0 |
[小学校・特別支援教育/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[国語科・社会科・家庭科・乳幼児教育/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[数学科・理科・技術科/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[英語/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[音楽科・図画工作美術科・保健体育科/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[養護教諭/一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[小学校・国語科・音楽科・図画工作美術科・保健体育科・家庭科・英語科・特別支援教育・乳幼児教育/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[社会科/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[数学科・理科・技術科・養護教諭/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
数学・情報理数 | 60.0 |
物理 | 57.5 |
化学 | 57.5 |
生物 | 57.5 |
地球科学 | 55.0 |
[数学・情報数理/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[物理/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[化学/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[生物/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[地球科学/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[生物・地球科学/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[物理/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[化学/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
建築学 | 60.0 |
都市環境システム | 55.0 |
デザイン | 55.0 |
機械工学 | 57.5 |
医工学 | 57.5 |
電気電子工学 | 55.0 |
物質科学 | 55.0 |
共生応用化学 | 57.5 |
情報工学 | 57.5 |
[建築・機械工・電気電子工・情報工/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[都市環境システム・デザイン・医工・物質科学・共生応用化学/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
園芸 | 50.0 |
応用生命化学 | 57.5 |
緑地環境 | 52.5 |
食料資源経済 | 57.5 |
[園芸・応用生命化学/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[緑地環境/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[食料資源経済/一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[園芸・応用生命化学・緑地環境/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
[食料資源経済/一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
医 | 67.5 |
[一般選抜・個別学力検査](1000点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
薬 | 62.5 |
[一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
学科 | 偏差値 |
看護 | 55.0 |
[一般選抜・個別学力検査](900点満点)
[一般選抜・大学入学共通テスト](450点満点)
※当ページの大学入試情報は執筆時点での情報となります。最新の情報については、大学の公式サイトをご確認ください。
志望学部の入試情報はご確認いただけましたか?
もし、配点の高い科目が苦手科目だったり、後回しにしてしまっている科目だったりした場合には、要注意です。今すぐに受験勉強の進め方を変える必要があります。
千葉大学の場合、入試問題の傾向は、毎年一定で、ほぼワンパターンです。
問題量、難易度、出やすい分野が決まっているのです。
ですから、千葉大学に合格するためには、千葉大学の傾向を知った上で、 優先順位の高い分野から解けるように対策していくことが合格を近づけます。
下記では、千葉大学の科目別の入試傾向と対策を簡単にご紹介しています。
千葉大学
科目別入試傾向と対策
大問数 | 3 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 80分 |
長い英文を素早く読む練習が必須!
千葉大学医学部の英語は大問が3題出されます。 出題の順番こそ変化しますが、3つの大問のうち2つは長文問題が出ることが特徴です。 この長文問題は文章量が非常に多いため、長い文章の読解に慣れていないと内容の把握に時間がかかり、解答する余裕がなくなってしまいます。 まずは英文を数多く読みこなし、かつスピードも意識しながら理解する訓練を積み重ねておきましょう。
また、段落ごとに要約したり、覚えていない単語は前後の文脈から意味を類推したりといったテクニックも有効です。 残る1問は毎年英作文が出題されます。 英作文は毎年パターンがある程度決まっているので、不定詞や時制など基本的な箇所は覚えておき、さまざまな形式の英作文に慣れておきましょう。
大問数 | 5題 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 120分 |
難問が解けるまでレベルアップを
千葉大学医学部の数学は大問数が5題で、解答形式は記述式がとられています。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bとなり、各分野から幅広く出題される試験です。
比較的に出題率が高くなっているのは、微積分法と確率の問題です。その他には複素数からの出題もありますので、千葉大学医学部の数学の対策として、これらの分野は念入りに学習しておきましょう。計算量が多い問題や思考力が求められる問題も見かけますので、注意が必要です。
難易度に関しては標準的なものから難問まで、バランスよく構成されています。まずは標準的な問題集で確実に知識を定着させ、記述での解答に慣れていきましょう。さらにそこから応用問題までこなし、難問に対応できるようにまでレベルアップをしてくことも大切です。
大問数 | 3 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 80分 |
文章を書くことに慣れておこう
千葉大学文部の国語は大問が3題、現代文・古文・漢文が出されます。 現代文の設問は記述が多く、一つひとつを素早く解いていかないと時間的余裕がなくなります。 論旨を的確かつ迅速に把握し、そしてそれを簡潔に言語化する能力を磨いておきましょう。
それには演習の繰り返しはもちろんのこと、日常生活でも文章を数多く読み、また言葉を綴る経験も積み重ねておくことが重要です。 国公立の大学では珍しく、古文は和歌について問われることが多いです。 そのため古典文法や語彙について覚えておくだけでなく、和歌ではどういった表現技法が使われているかについても押さえておく必要があります。 関西の大学は入試で和歌を扱うところが比較的多いので、それらの学校の過去問に取り組んでおくのも良いでしょう。
大問数 | 3 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 80分 |
文章を書くことに慣れておこう
千葉大学文部の国語は大問が3題、現代文・古文・漢文が出されます。 現代文の設問は記述が多く、一つひとつを素早く解いていかないと時間的余裕がなくなります。 論旨を的確かつ迅速に把握し、そしてそれを簡潔に言語化する能力を磨いておきましょう。
それには演習の繰り返しはもちろんのこと、日常生活でも文章を数多く読み、また言葉を綴る経験も積み重ねておくことが重要です。 国公立の大学では珍しく、古文は和歌について問われることが多いです。 そのため古典文法や語彙について覚えておくだけでなく、和歌ではどういった表現技法が使われているかについても押さえておく必要があります。 関西の大学は入試で和歌を扱うところが比較的多いので、それらの学校の過去問に取り組んでおくのも良いでしょう。
大問数 | 4 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 2教科100分 |
論理的に解法を示す練習をしておこう
千葉大学医学部の化学は大問が4つ出され、出題傾向はここ数年間で変化がありません。 計算過程の記述が必要な問題が毎年出されることが特徴となっています。 そのため単に化学用語を覚えているだけでは対応できず、実験の結果だけでなくその原理まで理解していることが求められます。
また、その理解していることを論理的かつ簡潔に述べる力も必要なので、それに重点を置いて演習を繰り返しておきましょう。 教科書だと発展内容として扱われている事柄、あるいは生化学や高分子化合物といった高校での学習時期が遅くなりがちな有機化学も出題されます。 特に有機化学は知識が手薄になりがちなので、それを見越して計画的に学習しておくことが重要です。
大問数 | 3 |
解答形式 | 記述式 |
試験時間 | 2教科100分 |
遺伝子やDNAの学習が必要
千葉大学医学部の生物は2018年までは全部で大問が6題あり、そのうち医学部は4題の解答を指定されていました。 しかし2019年より変更があり、全5題の大問の中から3題を答えるようになりました。 全体のレベルや分量は変わらないので、気を引き締めて試験に挑んでください。
内容としては遺伝子やDNAが頻出ですので、それらに関しては演習を繰り返し、用語の暗記はもちろんのこと計算問題や実験の経過記述などにも対応できるようになりましょう。 特に記述や論述問題は文字数制限が厳しく、多くても200字、少ないと20字や50字程度のものが出題されます。 要点を簡潔に述べる能力が求められるので、まずは演習を繰り返し、論述・記述の感覚を掴んでおくことが重要です。
いかがでしょうか?
今まで、千葉大学にどんな問題が出るのかを知らないまま勉強を進めていた方もいるかもしれませんね。
ですが、千葉大学の入試に出ない分野の勉強を行っても、合格は近づきません。
反対に、千葉大学の傾向を事前に理解し、受験勉強を進めていけば、千葉大学に合格できる可能性ははるかに上がるのです。
さて、今までは千葉大学に合格するための受験勉強の進め方について、ご紹介しました。
まず、ステップ1が「志望学部の入試情報を確認し、受験勉強の優先順位をつけること」、そして、ステップ2が「千葉大学の科目別の入試傾向を知り、出やすいところから対策すること」です。
この2つのステップで受験勉強を進められれば、千葉大学の合格は一気に近づきます。
しかし、中には、このように千葉大学の傾向に合わせて受験勉強を進めていくのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
たとえば、「英語の長文読解が苦手」といっても、苦手な原因が、単語なのか文法なのか、速読なのか読解なのか、自分では分からないという人も少なくないと思います。
また、苦手な原因が分かっていても、それを克服するには、どんな参考書を使って、どんな勉強を進めればいいのか、自分で考えて対策を進めるのはなかなかハードルが高いですよね。
受験生の多くが通う塾・予備校では、基本的に集団授業なので、生徒さん一人ひとりに合わせた千葉大学対策はしてくれません。
さらに、授業以外の自習の時間の勉強内容はすべて自分で考える必要があります。
では、個別指導塾や家庭教師はどうなのかというと、偏差値が届いていない状況から千葉大学に合格するには、教えてくれる講師側に、学力や指導力に加えて、千葉大学対策への専門性、偏差値の届かない状況から多くの生徒さんを合格させてきた実績があることが必要です。
しかし、都市部から離れれば離れるほど、そういった大学受験専門のプロ講師が近くの教室にいる可能性は低くなっていきます。
では、成績が届いていない生徒さんは、千葉大学を諦めるしかないのでしょうか?
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■千葉大学公式サイト
http://www.chiba-u.ac.jp/
■入試情報ページ
http://www.chiba-u.ac.jp/exam/index.html
■西千葉キャンパス(大学本部) 〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
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約150年前に設立された千葉師範学校や拠金で設立された共立病院を前身とし、戦後5学部からなる新制千葉大学としてスタートしました。 現在では、10学部、7学府・研究科を有する首都圏有数の総合大学で、国立大学では唯一の園芸学部、看護学部の設置しており、飛び入学制度「先進科学プログラム」を導入するなど、独自性ある大学として知られています。 「つねにより高きものをめざして」を教育理念として「千葉大学憲章」を制定し、学生と教師が共に学ぶ知的共同体として、自由、自立の精神のもと、地域規模の視点から地域、民間、行政と連携し領域横断的な研究と社会貢献に取り組んでいく大学を目指しています。 学部や研究科の専門性や職種などの垣根を超え自由な発想で議論するオープンな気風が、融合型教育・研究を推進する原動力となっています。 視野を広くもち、国際的な人材の育成を目指すとともに、教育の充実と教育活動の国際化を積極的に進め、学生の海外留学支援や主体的に学べる学習環境の整備を進めています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ一緒にがんばりましょう!