皆さんこんにちは、山内太地です。
今日は「山口大学ってどう？」についてお話しします。
結論から言うと、山口大学はとても良い大学です。
中国・四国・九州エリアの中でも、学部の数が非常に充実しています。
山口大学には以下の学部があります。
これほど多様な学部を持つ国立大学は、中国・四国・九州エリアでも数少ない存在です。
広島大学・岡山大学・熊本大学・九州大学に匹敵する総合大学といえるでしょう。
人文学部があること自体が大きな強みです。
地方国立では文学・哲学・歴史・社会学といった“文系の基礎学問”を扱わない大学も多い中、
人文学を体系的に学べる点は非常に貴重です。
経済学部には、経済学科・経営学科・観光政策学科があります。
観光を専門的に学べる国立大学は全国的にも少なく、
また法学的な授業（公務員志望向け）も充実しています。
理学部は、数学・物理・化学・生物・地学がすべて揃う本格派。
特に地球科学（地学）を専門的に学べる点は私立にはあまり見られません。
工学部は伝統ある学部で、2年生以降は上（うえ）キャンパスへ移動します。
創造工学科（機械・電気電子・化学・土木など）や建築学科があり、実践的な研究が盛んです。
そして注目は新設の情報学部。
AI・データサイエンスだけでなく、宇宙・地球情報を扱う「ジオインテリジェンスコース」、
認知科学や心理工学を学ぶ「人間情報学コース」など、非常にユニークな構成です。
山口大学は、もともと獣医学の名門として知られています。
九州大学や広島大学には獣医学部がないため、
山口大学（鹿児島大学との共同獣医学部）は西日本を代表する獣医教育拠点です。
農学部では、従来の農業分野に加え、バイオテクノロジー・環境科学なども学べ、
生命科学・食・環境を幅広く研究できます。
国際総合科学部は、いわゆる国際系・教養系の学部で、
広島大学の総合科学部や九州大学の共創学部にも近い学びができます。
デザイン・地域創生・グローバル教育を融合し、
国際感覚と実践力を養う総合学部です。
さらに新設のひと・まち・未来共創学環は、
心理学・経済・社会・データサイエンスを横断的に学ぶユニークな組織。
公認心理師を目指せるカリキュラムもあり、地域や人間に興味のある学生におすすめです。
「地方国立だから規模が小さい」と思われがちですが、
実際は全国でも有数の総合力を持つ国立大学です。
ぜひ、全国の受験生の皆さんに山口大学を志望校の選択肢に入れてほしいと思います。
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