皆さんこんにちは、山内太地です。
今日は「大学には行きたいけれど、学びたいことが何もない(理系編)」というテーマで話をします。
理系クラスには入ったものの、
「何を勉強したいか、さっぱり分からない」
という人は少なくありません。
そんなときに使えるのが、
① 医療系かどうか ② 理・工・農のどこか
という2ステップの絞り込みです。
最初に考えるのは、医療系か、それ以外かという分かれ道。
医療系とは、主に人の命・健康に直接かかわる分野です。
「どうしても医療の仕事がしたい」という気持ちがはっきりあるなら、
理系の中でも医療系のどこを目指すかを考えていけばよい形になります。
一方で、
「なんとなく理系に来ただけで、医療のイメージはあまりない」
という場合は、医療系は一度外して考えると整理しやすくなります。
医療系を外すと、理系は大きく「理学・工学・農学」の3つになります。
ここからは、この3つのどれが自分に合いそうかを考えていきます。
まずは農学部から。
こういったキーワードにピンと来るなら、
「農学部を第一候補にしてよいタイプ」と言えるはず。
農学部に惹かれるなら、
農学部の中で動物中心なのか・植物中心なのか・水産なのかなど、さらに学科レベルで絞っていけばよいです。
逆に、動物や植物、農業・環境といった話にあまり関心がないなら、
農学部はいったん候補から外してOKです。
農学部を外すと、残るのは理学部と工学部。
この2つの違いをひと言でまとめると、
高校で勉強している数学・理科の内容を、
もっと純粋に深く知りたいなら理学部。
それを生かして実際の製品やシステムを作りたいなら工学部、というイメージです。
「基礎研究をやりたい」「自然の法則を深く知りたい」というタイプなら理学部寄り。
その場合は、次のように考えていきます。
「高校の理科のどの分野が一番おもしろいか」
を基準にすると、理学部内での志望学科はかなり絞りやすくなります。
「モノづくりをしたい」「技術で社会を動かしたい」というタイプなら工学部寄り。
工学部は大きく分けると、例えば次のような分野があります。
例えば:
「これだけはちょっとワクワクする」ものを残し、
ピンと来ない分野は思い切って候補から外していくと、
最終的に志望学科レベルまで自然と絞れていきます。
「大学には行きたいけれど、学びたいことがない」ではなく、
「医療系か、それ以外か」「理・工・農のどこか」という順番で整理していけば、
きっと行きたい学部・学科が見えてきます。
焦らずに、情報を集めてじっくり考えていけば大丈夫。
一歩ずつ絞り込んでいってほしいと思います。
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