皆さんこんにちは、山内太地です。
今日は「大学には行きたいけれど、学びたいことが何もない(文系編)」というテーマでお話しします。
高校でとりあえず文系クラスには来たものの、
「行きたい学部・学科が全然決まらない」
という人は本当に多いはず。
そんな文系の受験生に向けて、
文系の学部選びを「ざっくり3つ」に整理して考える方法を解説します。
文系の大学は学部がたくさんあるように見えるけれど、
実は大きく分けると「文学・経済・法律」の3つしかありません。
この3つのうち、興味が持てないものから順番に消していくと、かなり絞りやすくなります。
まずは法律・政治に関する分野。
憲法・刑法・民法といった法律や、国会・選挙などの政治に興味があるなら法学部・政治学科が候補になります。
ニュースや社会問題、選挙、国際情勢などに関心が強い人は、
「法学部が第一候補」になりやすい領域です。
逆に、法律や政治の話を聞くだけで眠くなるタイプなら、
法学部は候補から外してしまってOKです。
法学部を外したら、残るのは文学・経済。
まず文学系から見ていきます。
文学と言っても、ただの「国語」「英語」の延長ではありません。
文学部には例えば次のような学問が含まれます。
これらは名前や看板が違っても、大きくくくれば「文学系」の学問。
人・社会・文化・歴史・言葉に興味が湧くなら文学部系が向いています。
「この中なら、心理と歴史はちょっと面白そうかも」
と感じるなら、文学部の中で興味が持てる学科だけをピックアップしていけばOKです。
文学にもピンと来ない場合、候補として残るのは経済系。
ここは大きく「経済学」と「経営学(商学部)」に分かれます。
ざっくり言うとこんなイメージです。
国立大学は経済学部が中心で、その中で経営系の科目も学ぶスタイルが多いです。
一方、有名私立大学では経営学部・商学部の規模が大きく、人気も高い傾向があります。
就職で大きな差がつくわけではないので、
「社会全体のお金の動き」にワクワクするなら経済学、
「ビジネスや会社づくり」に興味があるなら経営・商学と考えると分かりやすくなります。
ここまでで文・経・法という大きなくくりは見えてきたはず。
ただし、最近はこの枠を発展させたユニークな文系学部も増えています。
例えば:
名前はさまざまでも、元をたどれば
「文学系」や「経済・経営系」の発展版になっていることが多いです。
こうした学部については、
必ずパンフレット・大学公式サイト・オープンキャンパスで中身を確認することが大事。
「名前がカッコいいから」「なんとなくオシャレだから」だけで決めないようにしたいところです。
文系でやりたいことが分からないなら、まずは:
頭の中だけで決めきらないことも大切なポイント。
実際に情報を見て、人の話を聞いてみると、
「思っていたのと違う」「意外と面白い」がたくさん出てきます。
よく調べて、よく考えるほど、自分に合った志望学部は必ず見えてくるので、
焦らず一つずつ整理していきましょう。
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