皆さんこんにちは、山内太地です。
今回は「どこの情報学部に入ればゲーム会社に行けるのか?」という相談について話します。
男子高校生を中心に、「ゲームが大好きだから情報学部→ゲーム会社に行きたい」という人は本当に多いです。
夢があるのは素晴らしいのですが、残念ながらその9割はゲーム会社に入りません。
まず知っておいてほしいのは、ゲーム会社への就職は非常に競争が厳しいということです。
それに加えて、「情報系の大学に入りさえすればゲーム会社に入れる」と考えている時点で、スタートラインから出遅れています。
ゲームをプレイするのが好きなだけなら、
「一生お客さんとして楽しむ」という選択肢もあります。
世の中には、あなた以外にもどんどん面白いゲームを作ってくれる人たちがいます。
その人たちを応援して課金してあげれば、それはそれで幸せな人生です。
でも、もしあなたが「自分でゲームを作る側に回りたい」と思うなら、
「どこの大学に行けばいいか」より先に、やるべきことがあります。
今の時代、高校生でも簡単に専門的な情報にアクセスできます。
例えば、生成AIに
「ゲーム会社に就職したい。ゲーム制作やゲーム研究ができる大学はどこ?」
と聞いてみると、
といった情報がたくさん出てきます。
そこで終わりにせず、必ず大学の公式サイトや研究室ページを自分の目でチェックしてください。
・どんな教授がいるのか
・どんなゲームやCG、AIの研究をしているのか
・卒業生がどんな業界に進んでいるのか
こうした情報を自分で調べていくことで、「なんとなく情報学部」から一歩抜け出せます。
本気でゲーム会社を目指すなら、大学に入る前から「作る側」に立っているかどうかが勝負です。
地方に住んでいても、ネット環境さえあればオンラインで参加できる機会はいくらでもあります。
実際、他の高校生たちは
といったチャレンジをしています。
何もしていないまま「ゲーム会社に行きたい」と言っていると、正直かなり出遅れていると思ってください。
もちろん、大学選びも大切です。
ゲーム会社の採用実績がある情報系の大学や、ゲーム・CG・AIに強い研究室を持つ大学はたくさんあります。
ただ、ゲーム業界は「学歴より作品」が重視される世界でもあります。
名門大学の情報学部を出ていても、自分の作品が何もないと評価されません。
逆に、専門学校出身でも、圧倒的にすごい作品ポートフォリオがあれば採用されることもあります。
だからこそ、
こうした積み重ねが、難関情報系学部の合格にも、将来のゲーム会社就職にも効いてきます。
厳しいことも言いましたが、本気でゲーム会社を目指す高校生には、ぜひ挑戦してほしいと思っています。
ポイントをまとめると、
こうした行動を積み重ねていけば、
「どこの情報学部に入ればいいですか?」という受け身の質問から、
「自分はこういう作品を作ってきた。どの大学でさらに伸ばせるだろう?」という前向きな相談に変わっていきます。
ぜひ、自分から動いて、ゲームを「遊ぶ側」から「作る側」へ一歩踏み出してみてください。
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