皆さんこんにちは、山内太地です。
今日は「男子高校生がファッション業界を目指す進路の考え方」についてお話しします。
「ファッション業界に興味がありますが、男子なので女子大の服飾学科には入れません…」
という相談をとてもよく受けます。
たしかに日本の“王道”ファッション学科の多くは女子大学に設置されていて、
男子だとそのままでは進学できないケースが少なくありません。
ですが、男子だからといって、ファッション業界への道が狭いわけではまったくありません。
まずは、男女共学でファッション・服飾を専門的に学べる大学を押さえましょう。
こうした大学では、デザイン・パターン・縫製・ファッションビジネスなどを体系的に学ぶことができます。
「とにかくファッションを専門として学びたい」「服作りの技術を身につけたい」という人は、
まず共学のファッション系大学をしっかり調べてみてください。
一方で、
・「ファッションは好きだけど有名大学にも行きたい」
・「学校名の“ブランド”も重視したい」
という人もいます。そういう場合は、早稲田大学や慶應義塾大学などの有名大学+ファッションサークルという進路もあります。
つまり、
「まずは有名大学に進学 → 在学中や卒業後にファッション専門学校で専門性を深める」
という“二段階ルート”も現実的な選択肢なのです。
「じゃあ、早稲田や慶應に行くとして、学部はどこがいいですか?」という質問もよくあります。
結論から言うと、学部は“ファッションとの掛け合わせ”で選ぶと良いです。
このように、「学問+ファッション」という視点で選べば、
どの学部でもファッション業界につながる学び方ができます。
進路を考えるうえで、最初にハッキリさせてほしい質問があります。
この違いで、選ぶべき進路は大きく変わります。
つまり、「作りたいのか、売りたいのか」で最適な進路が変わるということです。
例えば、青山学院大学に進学すれば、
キャンパスは渋谷・原宿・表参道エリアにあります。まさにファッションの街です。
このように、大学の“立地”そのものをファッションの学びの場にしてしまうという考え方もあります。
さらに、興味と実力があれば、
海外の大学やファッションスクールで本格的に学び、
世界で活躍するデザイナーを目指すことも可能です。
最後に、今日のポイントを整理します。
大事なのは「ファッション業界で自分はどんな役割を担いたいのか」を考えることです。
そのうえで、自分に合った大学・学部・学び方を選んでいきましょう。
せっかくファッションに強い興味と志望を持つ高校生なのですから、
ぜひ視野を広く持って、いろいろな進路の可能性を検討してみてください。
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