英語が得意＝国公立大学の国際系？ 実はもっといい選択肢があります。プロが教える本当の学部選び

皆さんこんにちは、山内太地です。

「英語が得意で、グローバルに活躍したいから国際系学部に行きたい！」という受験生、特に地方では多いですよね。

まず地方の受験生は、地元の国立大学の国際系学部を探すところから始めることが多いです。

例えば、金沢大学、広島大学（総合科学部 国際協力系）、長崎大学（多文化社会学部）など。

ただし、都市部の受験生は必ずしも国立の国際系に行くわけではありません。私立に国際系の名門が多いからです。

例えば、国際教養大学、上智大学の国際教養、同志社大学のグローバル・コミュニケーションなど。

「国際」とつく学部だけが選択肢じゃない

ここで大事なのが、国際系に進みたい＝国際学部だけと思い込まないこと。

経済学部で国際経済、経営学でマーケティング・貿易、法学部で国際政治、文学部で世界の歴史や言語──実は国際系の内容は他学部でも学べます。

しかも、就職の実績で見ると国際系学部と経済学部はほぼ変わりません。データで見れば一目瞭然です。

よくある失敗パターン

人気の「国際系・外国語系」は倍率が高く、女子学生に特に人気が集中しがち。

その結果、国際系が難しい→大学ランク自体を下げるというミスをする人も。

でもそれは勿体ない！

例えば、商学部に入って海外ビジネスを学ぶという道もあります。留学制度や語学プログラムのある大学も豊富です。

国際系の本気志望なら

もし本当に国際系を志望するなら、トップ校も視野に入れてください。

例：東京外国語大学、大阪大学外国語学部、神戸市外国語大学、国際教養大学。

「どうせ無理…」と最初から諦める必要はありません。

また、私立なら立命館大学の国際関係、法政大学のグローバル教養、立教大学のGLAPなども優秀です。

ただし、狭い視野にとらわれず、幅広く学部を探すことが最重要。

あなたの興味は「国際」の看板の下だけにあるわけではありません。

まとめ

● 英語が得意＝国際系だけ、ではない
● 経済・商・法・文学部でもグローバルに学べる
● 就職は学部名より「何を学びどう活かすか」
● 国際系なら難関校も視野に

視野を広げ、あなたに合った最良の進路を選んでください。応援しています！

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