皆さんこんにちは、山内太地です。今日は「文系で大学院に行く価値はありますか?」という質問についてお話しします。
理工系はわかりますよね。大学院(修士課程)まで行かなければ研究開発や技術開発ができない、と言われています。大手メーカーに行きたいなら必須です。
では文系の場合はどうでしょうか?僕の口から「価値がある」「価値がない」とは言えません。価値はあなた自身が決めることです。
一般的に、文系で修士課程を修了しても就職で著しく不利になることはありません。ただし、博士課程まで進むと少し状況が変わります。
博士課程まで行くと、どうしても一般企業からは遠ざかってしまう傾向があります。年齢的にも、修士が終わる頃には24〜25歳。さらに3年間博士課程に進むと30歳近くになります。
文系で博士号を取るのは簡単ではありませんし、研究者を目指す以外では少しハードルが高いと言えます。ただし、「もっと勉強したい」「専門を深めたい」という気持ちで進学するなら、それは立派な理由です。
文系の修士課程を修了しても、就職で不利になることはほとんどありません。「大学院でしっかり勉強した」と胸を張って言える経験は、社会に出ても大きな財産になります。
文学部や教育学部のように、修士課程に進む人も多いです。また、経済学部や法学部でも、大学に入って学問の面白さに目覚め、「もっと学びたい」と思う人はたくさんいます。
世界的には、修士課程まで勉強しなければ専門家とは言われません。日本のように「4年で出てすぐ就職」が当たり前というのは、世界的には少数派です。
ですから、文系でも大学院に進みたいと思う人は、ぜひ挑戦してほしい。少なくとも修士課程であれば、就職で不利になることはほとんどありません。
「文系で大学院に行っても意味がない」という人もいるでしょう。そういう意見も尊重します。でも大切なのは、あなた自身がどうしたいかです。
もし本気で「もっと学びたい」と思うなら、僕は止めません。価値は自分で決めるものです。就職だって不可能ではありません。自分の道は自分で切り拓いてください。
一度しかない人生、大学院でしっかり学ぶことは素晴らしい選択だと思います。応援しています!
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